リクルートは11月8日、「まるで海外絶景スポット」に関する調査結果を発表した。調査は9月25日〜27日、全国20代~50代の男女1,047名を対象にインターネットで行われた。
まるで「海外の絶景のようなスポット」ランキング、静岡県にある海蝕トンネル「堂ヶ島 天窓洞(てんそうどう)」が1位に輝いた。遊覧船でくぐっていくと、天井にぽっかり穴の開いた天窓があり、暗い洞窟の中に神秘的な光が差し込む様は、まさにイタリア/カプリ島の「青の洞窟」のよう。
続いて、和歌山県の田辺湾北側に突き出た岬「天神崎」が2位にランクイン。引き潮時に潮位が140~150cm以下になると岩礁に海水が溜まって反射し、まるでボリビア「ウユニ塩湖」のような鏡面の絶景を楽しむことができる。
続く3位は、鹿児島県にある「雄川の滝」。自然が創り上げたエメラルドグリーンの幻想世界は、まるでクロアチアの世界遺産「プリトヴィツェ湖群国立公園」のよう。エメラルドグリーンの滝つぼが見られるチャンスは、夏のお昼前後で滝の水量が少ない晴れの日が続いた時。
4位は、瀬戸内海に面している岡山県の「牛窓」。牛窓港のすぐ目の前にある「前島」や、干潮時に姿を現す「黒島ヴィーナスロード」など、“日本のエーゲ海”と呼ばれるほど景観の美しいエリアとなっている。
続いて、滋賀県の「メタセコイア並木」が5位に登場。約500本のメタセコイアが立ち並ぶ並木道は、まるでドイツの並木道のよう。特に、マキノ高原へのアプローチ道は、まっすぐに延びる約2.4kmの絶景ロードとして知られている。
以下、中世ヨーロッパの世界にタイムスリップしたような気分に浸れる「ロックハート城」(群馬県)が6位、ノルウェーの断崖絶壁「プレーケストーレン」にそっくりの「鋸山」(千葉県)が7位、ギリシャ「サントリーニ島」を彷彿とさせる「羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)」(東京都)が8位に。そして、まるでヨーロッパの宮殿にいるような気分に浸れる「迎賓館赤坂離宮」(東京都)と、まるで「ウユニ塩湖」のようなリフレクションビーチ「大洗サンビーチ」(茨城県)がともに9位にランクインした。