クルマのサブスクリプションサービスを手掛けるKINTOは、トヨタ自動車と共同で展開する「KINTO FACTORY」を通じて新たなアップグレードサービスを提供する。新型「クラウン」(クロスオーバー)の内装を、発売となったばかりのスポーツ(SUVタイプ)のものに変更するという新サービスだ。
外見はクロスオーバー、内面はスポーツという選択肢
2022年に発売となった新型クラウンのクロスオーバーに乗っているユーザーからの声を受け、今回のサービスを始めるというKINTO。クロスオーバーの内装を、2023年10月に発売となったばかりのスポーツで使っている塗装色や質感にアップグレードできる。内容は以下の通りだ。
- ①シフトパネルの塗装色・質感の変更
シフトパネルの塗装色・質感をつやのあるダークグレーメタルに変更。これにより光の反射を増やし、華やかな車内空間を実現するとのこと。
- ②ドアスイッチベースの塗装色・質感の変更
ドアスイッチベースの塗装色・質感をつやのあるダークグレーメタルに変更。シフトパネル同様、光の反射を増やして車内空間を変化させる。
- ③カップホルダーの塗装色の変更
カップホルダーの塗装色をブラックからダークグレーメタリックに変更。周辺のつやがある内装との統一感を高める。
- ④インサイドドアハンドルの塗装色の変更
インサイドドアハンドルの塗装色をウォームサテンシルバーに変更。これにより、クロスオーバーの内装を特徴づける金属加飾「WARM STEEL」との統一感を高める。
- ⑤コンソールエンドの塗装色・質感の変更
コンソールエンドの塗装色・質感をつやのあるダークグレーメタルに変更。シフトパネルやドアスイッチベースと同様の効果をもたらす。
一連のアップグレードは、購入したクルマでもKINTOのサブスクで乗っているクルマでも利用可能。価格は①~⑤のセットで5万9,400円だ。施工は東京都、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、岐阜県、大阪府、福岡県、長崎県の店舗で受け付ける。申し込みは「KINTO FACTORY」のWEBサイトまたは「KINTO FACTORY」の施工を受け付けている販売店の店舗で行う。
ちなみにKINTOでは、新型クラウン(スポーツ)のサブスクも始まっている。11月6日の時点で納期は最短3カ月となっていた。