インターネットイニシアティブ(IIJ)は2024年1月ごろより、訪日外国人/一時帰国者向けのモバイルデータ通信サービス「Japan Travel SIM」のサービス仕様改定を行う。
具体的な改定日程は決定次第アナウンスするとしている。変更点は2点。
一つ目は、利用開始手続き時の入力項目。現在は名前/パスポート番号/国籍/生年月日/性別の入力が求められるが、仕様改定後はメールアドレスのみの入力で利用開始できるようになる。この変更は仕様変更日以降に行う利用開始手続きから適用される。
二つ目は、リチャージ(クーポン追加)時の有効期限について。Japan Travel SIMでは、会員サイトからIIJmioクーポンカードでリチャージを行うことで、データ通信量の有効期限を延長することができる。現在、リチャージ後の有効期限は“リチャージから”3カ月後の月末日までとなっているが、仕様改定後は“利用開始から”2カ月後の月末日までとなる。リチャージを行わない状態での有効期限は30日のまま変わらない。仕様の変更は、仕様変更日以降に利用開始された回線に適用される。