近畿日本鉄道は8日、大みそかから元旦にかけて終夜運転(一部線区を除く)を実施し、今年も大阪・名古屋から伊勢方面へ「ひのとり」を運行するなど、年末年始に臨時列車および運転区間延長列車を運転すると発表した。

  • 近鉄が今年度も大みそかから元旦にかけて終夜運転。伊勢方面へ「ひのとり」の臨時列車も設定

大みそかから元旦にかけての臨時「ひのとり」は、昨年に続き大阪難波駅・近鉄名古屋駅から伊勢方面(伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅)へそれぞれ3往復を設定。大阪難波駅からの「ひのとり」は同駅0時0分発・1時0分発・2時0分発(3本とも五十鈴川行)、近鉄名古屋駅からの「ひのとり」は同駅0時0分発・1時0分発・2時0分発(3本とも五十鈴川行)で運転される。

五十鈴川駅から大阪方面の「ひのとり」は同駅2時35分・3時35分発・4時8分発(大阪難波行または大阪上本町行)、五十鈴川駅から名古屋方面の「ひのとり」は同駅2時4分発・3時4分発・4時4分発(3本とも近鉄名古屋行)で運転される。

大阪難波~五十鈴川間の「ひのとり」は途中の大阪上本町駅、鶴橋駅、大和八木駅、伊勢市駅、宇治山田駅に停車。一部列車は大和高田駅、桜井駅、榛原駅、名張駅、伊賀神戸駅、榊原温泉口駅、伊勢中川駅、松阪駅にも停車する。近鉄名古屋~五十鈴川間の「ひのとり」は途中の桑名駅、近鉄四日市駅、白子駅、津駅、伊勢中川駅、松阪駅、伊勢市駅、宇治山田駅に停車する。

なお、終夜運転を行うにあたり、一部駅構内のファミリーマートが終夜営業を実施。主要ターミナル駅では留め置いた車両を休憩スペースとする。年末年始は12月30日から1月3日まで土休日ダイヤで運転し、12月31日から1月3日までの特急券は12月1日10時30分から販売する。