積水ハウスは11月7日、「いい夫婦の日に関する調査」の結果を発表した。調査は9月1日~4日、全国の20~60代の既婚男女500名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

結婚生活の変化1位は「食生活」

  • 結婚前後で最も変化したこと

    結婚前後で最も変化したこと

結婚前後おおむね1年間で大きく変化したと思うことを教えてもらったところ、「食生活」(45.8%)、「買い物」(38.6%)、「金銭感覚」(33.4%)が上位に。

食生活の変化については、4割以上の人が「自宅で食事をする回数」(41.2%)や「自宅で食事の品数」(40.2%)が増えたと回答。また、結婚してよかったと感じる食事の変化を聞くと、1位「一緒に食事をするようになった」(26.6%)、2位「食事の時間が楽しくなった」(22.8%)となり、誰かと一緒に食事をする楽しさを感じている人が多いよう。そのほか、「料理のレパートリーが増えた」(21.2%)、「健康管理ができるようになった」(18.6%)等も全体の約2割が回答し、様々なメリットがあることが読み取れた。

料理は「主に妻が作る」が77%

  • 料理の担当について

    料理の担当について

続いて、料理は誰が作っているのかを聞いたところ、年代や夫婦の働き方に関係なく、「主に妻が作る」が圧倒的に多く、全体では77.6%を占める結果に。ただし、その割合は20代では60.0%と、若い年代ほど分担が進んでいるよう。また、フルタイム共働き夫婦では「主に妻が作る」が61.6%、「主に夫が作る」が15.2%だったが、妻がパート・アルバイトや、片働き夫婦では、「主に妻が作る」が8割以上と、妻の働く時間が長くなるほど夫の料理参加率が高まっていることが明らかに。

一方で、料理が好きか嫌いかと尋ねると、料理好き(好き+どちらかといえば好き)が最も多かったのは20代男性で50.0%。また、男性の30代、女性の20代も約半数が料理好きであることが判明。反対に、女性の30代、50代、60代では4割以上が「嫌い」「どちらかというと嫌い」と回答。「料理嫌い」は女性の方が多い傾向にあることから、義務感で料理をしていると推察される結果となった。

  • 夫婦の食生活において求めること

    夫婦の食生活において求めること

最後に、夫婦の食生活に求めることを教えてもらったところ、「できるだけ食費を節約したい」(36.8%)が最も多く、昨今の物価上昇の影響が結果に表れているよう。次いで「栄養の偏りを減らしたい」(32.8%)、「調理、後片付けの時間を短くしたい/簡単にしたい」(27.0%)、「相手の健康を思いやりたい」(26.8%)と続いた。