女優の藤崎ゆみあ(※崎は正しくは立つ崎)が、日本テレビ系で放送される『第102回全国高校サッカー選手権大会』(12月28日開幕、来年1月8日決勝)の19代目応援マネージャーに決定。このほど、東京・汐留の同局で取材に応じ、喜びを語った。
■伝えられた瞬間は「心がフワリと浮かんだ感覚」
今年、広島から上京し、7月期のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』で阿久津由利役としてドラマ初出演を果たした藤崎。「広島のときとの生活の違いに毎日衝撃というか、次はどんなことが起こるのだろうというドキドキが大きいです。まだ東京の人の多さには慣れないままです(笑)」と打ち明ける。
そんな中での今回のオファー。家で掃除をしているときにマネージャーから電話がかかってきたが、「すごくナチュラルなトーンでスッと言われたんです。だから『すいません、もう一度…』と聞き直して、『本当に決まったんですか!?』と驚いたのですが、心がフワリと浮かんでいた感覚がありました」と、心ここにあらずだったそう。しかし、「やる気スイッチが入っちゃって、それからいろんなところを掃除して、家の中がとてもきれいになりました(笑)」と振り返る。
家族には、「2~3日ぐらい自分の中で気持ちを落ち着かせてから報告しました」といい、満を持して伝えると、「最初は、この歴史ある応援マネージャーっていうのを信じてもらえなくて、別の何かと思っていたらしくて、『へぇ~』という感じで軽く流されちゃって(笑)。それで『いろんな有名な方やってる応援マネージャーだよ!』と言って、ようやく『えっ!?』と驚かれました」と、いろんなところでラグが生じたようだ。
そんな中での就任となったが、「とにかく全力で、選手の方と一緒に汗を流せるような、同じ立ち位置で応援できるマネージャーになりたいです」と抱負を述べた。
■憧れは広瀬すず「生きる道の中の登場人物に」
自身は部活に所属していないが、スポーツは大好き。最近は体力が落ちていることに不安を覚え、ジョギングを始めたといい、「負けず嫌いな性格なので、やると決めたことは100点満点中120点ぐらいにしたい気持ちです」と自身を分析する。
具体的なエピソードを聞くと、「兄と一緒にバドミントンをしていたとき、相手はやっぱり強いので、スマッシュなどを打ってくるときに『少し手加減して』と言うんですけど、兄も負けず嫌いなのでしてくれなくて、私が勝つまで何度も『もう一度』『もう一度』と言った記憶があります。『もう一度』が口癖でした」と回想。
兄1人、姉2人との4人きょうだいだが、全員が負けず嫌いだそうで、「みんな一歩も引かずって感じです(笑)」という環境で育った。
ブレイク女優の登竜門とも言われ、歴代には錚々たる顔ぶれが並ぶ高校サッカーの応援マネージャー。その中でも、「私が俳優業に興味を持ったのが、広瀬すずさん主演の『チア☆ダン』という映画だったので、すごく広瀬さんに憧れています」と明かし、「私が憧れを持ったように、人生を生きる道の中の登場人物のような素敵な人になれたらいいなと思っています」と、今後の目標を語った。
■高校サッカー歴代応援マネージャー
初代 :堀北真希 (第84回大会)
2代目:新垣結衣 (第85回大会)
3代目:北乃きい (第86回大会)
4代目:逢沢りな (第87回大会)
5代目:川島海荷 (第88回大会)
6代目:広瀬アリス(第89回大会)
7代目:川口春奈 (第90回大会)
8代目:大野いと (第91回大会)
9代目:松井愛莉 (第92回大会)
10代目:広瀬すず (第93回大会)
11代目:永野芽郁 (第94回大会)
12代目:大友花恋 (第95回大会)
13代目:高橋ひかる(第96回大会)
14代目:清原果耶 (第97回大会)
15代目:森七菜 (第98回大会)
16代目:本田望結 (第99回大会)
17代目:茅島みずき(第100回大会)
18代目:凛美 (第101回大会)
19代目:藤崎ゆみあ(第102回大会)