踊る! シャインマスカットのワインスカッシュ
数年前と比べて、価格が落ち着いてきたシャインマスカット。
皮まで食べられて甘みが強く、種もないシャインマスカットはカクテルにもおすすめです。炭酸水を注ぎ入れると踊り出す様子はフォトジェニックで華があります!
材料
・シャインマスカット:3粒程度
・白ワイン:60ml
・炭酸水(強炭酸がおすすめ):適量
身近なスーパーなどでも気軽に手に入るようになってきたシャインマスカット。
酸味が少なくパリッとした皮の食感も魅力です。
白ワインは何でも大丈夫ですが、甘みが強い国産のナイアガラを使うと口当たりもよく、シャインマスカットとよく合います。
炭酸水は強炭酸のほうがシャインマスカットが元気に踊ります。
踊っている様子を見ると、思わず笑顔になりますよ。
和梨が香るギムレット
ギムレットは、ジンにライムジュースとシュガーシロップを加えたシュートカクテル。
華やかな香りと甘みを和梨で表現しました。
材料
・和梨(搾り汁):1/4から半分ほど
・ジン:30ml
今回は愛知県・豊田産の「あきづき」を使いました。
甘みが強く、果肉も柔らかくてジューシーな和梨です。
トッピング用に梨を薄く輪切りにし、さらに半分にカットします。
すりおろした梨をこして、香り高い梨ジュースにします。
絞ったあとの梨の果肉は捨てずに、肉料理へ活用するのがおススメ。加熱する前にお肉を漬けこむことで柔らかくなり、肉料理の幅が広がりますよ。
梨ジュースにジンを加え、カットした梨をトッピングします。
梨ジュースとジンをシェイクしてから注ぎ入れると雰囲気が増します。
輪切りした梨も食べやすく、サクサクした食感も楽しめます。
搾り汁の代わりに梨フレーバーの野菜ジュースや清涼飲料水もお使いいただけます。
柿とブランデーのサイドカー
ブランデーをベースにしたカクテルの代表格「サイドカー」。その歴史は100年も前にさかのぼるそうです。
通常はブランデーにホワイトキュラソー(オレンジのリキュール)とレモンジュースを加えますが、今回は柿で楽しみます。
材料
・柿:1/4程度
・ブランデー:30ml
今回は岐阜産の次郎柿を使いました。
四角っぽいフォルムと濃い橙色、硬めの実が特徴です。
奇麗なペーストになりました!
このペーストをヨーグルトにトッピングしてもおいしく召し上がれます。
ペーストのままだと水分が少ないため、水や炭酸水、オレンジジュースなどで少しのばし、そこにブランデーも加えます。ブランデーの香りと芳醇(ほうじゅん)な柿のうまみや甘みがとてもマッチしますよ。
ゴールドキウイの華やかシードル
キウイフルーツの酸味と甘みは、シードルとの相性が特によいです。
休日の昼間にリラックスしながら楽しみたくなる華やかなカクテルです。
材料
・キウイ:半分
・シードル:適量
グリーンキウイに比べると酸味が少なく、ジューシーな甘さが特徴のゴールドキウイ。果肉の鮮やかな色合いも魅力です。
シードルの酸味&甘みとキウイの味は比較的近く、違いが主張しあうことなくおいしくいただけます。
真ん中あたりをトッピング用にスライスし、半分の残りを一口サイズにカットします。
グラスにカットしたキウイを入れ、その上にトッピング用にスライスを乗せます。
シードルを注ぎ入れ、気分に合わせてミントやバジルの葉をトッピングしてください。
シュワシュワ感と爽やかな酸味が楽しめます。
風を感じる白桃のマリブ
カットした白桃と、ココナッツフレーバーのマリブのマリアージュ。
甘い味と香りが魅力的な女性も飲みやすいカクテルです。
材料
・白桃:適量
・マリブ:30ml
・牛乳か桃のジュース:適量
フレッシュな桃を使うのが理想ですが、時期的に手に入らない場合は白桃の缶詰でも大丈夫。
マリブはラム酒にココナッツのフレーバーを加えたイギリスのリキュールです。甘く、口当たりがいい女性に人気のリキュールです。
カットした桃にマリブと牛乳もしくは桃ジュースを注ぎ入れます。
柑橘をトッピングすると気分が高まりますね。
グラデーションを楽しむブルーベリー&カシス
カシス(黒スグリ)もベリーの一種なので、ブルーベリーとの相性が抜群です。
甘酸っぱい味と香りが魅力のフルーツカクテルに仕上がります。
材料
・ブルーベリー:10粒程度
・カシス:45ml
・炭酸水:適量
夏に出回る国産ブルーベリーをぜいたくに使うのがおすすめですが、スーパーやコンビニで手軽に買える冷凍ブルーベリーを使ってもおいしくいただけます。
炭酸水を注いで、最後にカシスリキュールをそっと注ぎ入れます。
ピンクから赤紫へと変わっていくグラデーションを楽しめます。
身近なフルーツを使って、カクテルタイムを気軽に楽しむ
太陽や大地の恵みいっぱいのフルーツはそのまま食べてもおいしいですが、カクテルの材料やトッピングに使うことで心も踊る楽しさを味わえます。
フルーツカクテルには「こうしなけばならない」というルールはないので、ご自身の自由な発想でいろいろ楽しんでみてください。
フルーツの多くには酸味があるので、組み合わせに迷ったら炭酸水で割ってあげると口当たりがよく、リキュールともなじんで爽やかな雰囲気に仕上がりますよ。