宮崎県の南西部に位置する都城市(みやこのじょうし)は、県内第2位の面積を有する、自然にあふれたまち。農業産出額や牛・豚・鶏の畜産合計算出額が全国第1位を記録するほか、焼酎の出荷額も日本一です。

そんな都城市は、ふるさと納税の寄附金を8つの使途に充てています。今回はその中の「物産振興拠点施設整備事業」から、都城の農産物や加工品が集約する道の駅「都城NiQLL(ニクル)」の整備に関する取組みについて紹介します。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅『都城NiQLL』」という都城市のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!

都城市のふるさと納税の使い道「物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅『都城NiQLL』」について

・対象年度:令和4年度
・対象事業:物産振興拠点施設整備事業
・対象事業に費やした総費用:24億6000万円
・総費用のうち寄附金活用額:3200万円

「物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅『都城NiQLL』」のふるさと納税の寄附金充当額は3200万円。道の駅「都城NIQLL」がを整備するために活用されました。

物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅「都城NIQLL」は、2023年4月22日にリニューアルオープン。「日本一の肉と焼酎」を中心とした地場産品販売や、IMO(芋)、FRUITS(フルーツ)、SHOCHU(焼酎)、NiQ(肉)をテーマにした4つのカフェとレストラン1店舗があります。

また、木のぬくもりあふれる遊具が揃う“木のゆうぐ広場”や、多目的室、燻製設備を備えたキッチンスタジオ、屋根付きのイベント広場など、充実した設備が揃っています。

「物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅『都城NiQLL』」が整備された経緯と実績

都城市は、「日本一の肉と焼酎のふるさと」として知名度のある地場産品を生産・製造しています。

そんな都城市では、農産物をはじめとする地場産品の付加価値向上や販売力の強化・販路拡大などを通じた基幹産業の振興、地域経済の活性化が課題だったそうです。

これらの解決に向けて、道の駅を物産振興の拠点施設とするべく大幅にリニューアル整備を行いました。

道の駅の公益機能と収益力の強化、地場産業へ還元する循環の創出、物産振興と交流人口の拡大による地域活性化を目指し、令和5年6月末には年間来場者数が37万人を突破したそうです!

・年間来場者37万人突破(令和5年6月末)
・開館36日で旧「道の駅」の年間最多来場者数を突破

市民や事業者からの声

【市民の声】
・今までの道の駅と雰囲気が違い、広くてじっくり買い物ができるのがいい。
【事業者の声】
・ここだけで限定で販売している商品にアップサイクル商品があります。「アップサイクル」とは捨てられるはずだったものに手を加えて、よりよい製品に生まれ変わらせることです。今まで廃棄されていた野菜を使った商品など、地元の生産者さんの困りごとを解消するために商品開発のお手伝いをしています。

自治体からのメッセージ

宮崎県都城市は、霧島の雄大な大地に広がる自然豊かなまちで、「日本一の肉と焼酎のふるさと」として知られています。大自然を生かした畜産業が盛んで、肉用牛・豚・鶏の総産出額は日本一を誇っています。また焼酎は日本一の出荷額を誇り、市内4つの蔵元が生み出す吟味を重ねた味わい深い個性的な焼酎は、たくさんの人を魅了しています。ぜひ、ふるさと納税を通じて当市の魅力を堪能してください!


今回は宮崎県都城市のふるさと納税返礼品の使い道「物産・交流・観光・防災の4つの機能を備えた道の駅『都城NiQLL』」を紹介しました。カフェやレストランをはじめ、充実した施設が揃っているので、家族みんなで楽しめる道の駅ですね。リニューアルにより来場者数も増えており、地域活性化につながっているそうです! 取り組みに興味をもった方は一度チェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年11月8日)時点のものです。