PCパーツなどを手がけるアイネックスは11月7日、コンポジットのアナログ映像信号とステレオのアナログ音声信号をHDMI信号に変換する小型アダプター「RCA-HDMI変換器　MCV-RCAHD」を発表した。赤白黄のRCAピンジャックしか搭載していないレトロゲーム機やビデオデッキなどを、最新の薄型テレビや液晶ディスプレイに接続して表示できる。

価格はオープンで、予想実売価格は2,000円前後と手ごろ。Amazonでは1,463円で予約を受け付けている。発売は11月9日。

  • コンポジットのアナログ映像信号とステレオのアナログ音声信号をHDMI信号に変換する小型アダプター「RCA-HDMI変換器　MCV-RCAHD」

コンポジットの映像信号とステレオのアナログ音声信号をデジタルのHDMI信号に変換する小型アダプター。入力側にRCAピンジャックを、出力側にHDMI端子を搭載しており、それぞれのケーブルを接続すれば信号を変換できる。薄型テレビや液晶ディスプレイなどに表示するほか、HDMIキャプチャユニットと組み合わせて映像や音声を録画したり配信できる。ドライバーソフトなどは不要で、接続するだけで使える。

  • HDMI端子はフルサイズの一般的なサイズを搭載

  • 反対側にRCAピンジャックを搭載。1080pと720pを切り替えるスイッチや、給電用のミニUSB端子も見える

変換はRCA→HDMIの一方向のみで、逆にHDMI信号をコンポジット信号に変換することはできない。

最大解像度はフルHD（1920×1080ドット、60Hz）で、本体の切り替えスイッチにより1080pと720pを切り替えられる。

本体サイズはW60×D55×H20mm。給電用のミニUSB端子を搭載する。