NECのビジネス/教育向けPC、ノートPC「VersaPro」とデスクトップPC「Mate」のラインナップが一新された。新シリーズは全17タイプ(81モデル)となり、受注を開始している。
今回のモデルチェンジでは、多くのモデルに第13世代Intel CoreプロセッサやAMD Ryzen Pro 7000シリーズを採用。また、これまではストレージにHDDを搭載したモデルを用意していたが、基本的に全モデルの標準構成がSSDとなった。
機能面では、Webミーティングで効果的な「ビームフォーミング」に対応したモデルを拡大している(モバイルノート「VersaPro UltraLite タイプVC」、15.6型ノート「VersaPro タイプVD/VX」)。ヤマハ製のAudioEngineが備えるビームフォーミングは、周囲の雑音をカットして発話者の声をクリアに伝える機能。主力となるモバイルノートPCは以下。
VersaPro UltraLiteタイプVC
本体の重さが約971gの13.3型モバイルノートPC(Lバッテリを選んだ場合は約1,022g)。Web直販モデルの価格は最小構成で157,900円から。
上位モデルの主な基本構成は、CPUがAMD Ryzen 7 PRO 7730U、メモリが16GB、ストレージが暗号化機能付きSSD 256GB、グラフィックスがAMD Radeonグラフィックス(APU内蔵)、OSがWindows 11 Pro。13.3型の液晶ディスプレイは、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア仕様。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、USB 3.2 Gen2 Type-C(USB PD、DisplayPort Alt対応)、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャック、SD/SDHC/SDXCメモリカードスロットなど。Webカメラは選択式。
本体サイズは幅307×奥行き216×高さ17.9mm、重さは約971g(Mバッテリ搭載時)。バッテリ駆動時間は、Mバッテリで約8.8時間~12.2時間、Lバッテリで約13.2時間~18.3時間。