日本料理に欠かせない調味料のひとつ「お酢」。そんなお酢のあれこれを学ぶことのできる博物館があるのをご存じでしょうか?
今回は、マイナビ学生の窓口に所属する大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します。
見てさわって楽しく学べるミツカンミュージアム
本稿で紹介するのは、愛知県半田市にある「MIM(ミツカンミュージアム)」です。ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを次世代へ伝えてゆく施設で、見て学ぶだけでなく、お寿司を握ったり、お土産にもってこいの「マイ味ぽん」を作ったりもできる、体験型博物館となっています。
お酢の博物館と言われても、なんだかピンとこないかもしれませんが……、SNS上では「たのしかったで酢!!笑」「たのしみながらあっという間でした」「想像してたより3倍楽しかった」と大好評!
その見学コースの中身をちょっとのぞいてみると、「大地の蔵」「風の回廊」「時の蔵」「水のシアター」「光の庭」という5つのゾーンで構成されており、ガイドさんの案内で回ることができるのだとか。
まずは、江戸時代の酢づくりや、現在の醸造の様子をみることのできる「大地の蔵」ゾーン。
「風の回廊」ゾーンでは、半田から江戸へ船でお酢を運んでいた時代に思いを馳せながら、現代の半田運河を眺めることも。
そして、長さ約20メートルの“弁才船”を再現した「時の蔵」ゾーン、美しい自然や豊かな食文化などを映像で学ぶ「水のシアター」ゾーンを経て、最後の「光の庭」ゾーンでは、お寿司を握ったり、その日の思い出をラベルにしたマイポン酢作りといった体験を通じて、食の魅力を楽しく学ぶことができるそう。
所要時間は90分。見学コースの料金は、大人300円、中高生200円、小学生100円となっており、インターネットからの事前予約制です。
「見てさわって、楽しみ、学べて、また来たいと思ってもらえる体験型博物館」を目指しているというMIM。その名のとおり、子どもから大人まで楽しむことのできる施設となっているようです! 愛知県を訪れた際には、ぜひ、お立ち寄りください!
トレンドリサーチャー: ふじ
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部