キリンホールディングスは、自分自身の体調を守るために重要な「免疫のケア」を啓発する官民連携活動「げんきな免疫プロジェクト」の一環として、行動制限のない3年ぶりの冬を前に、医師・看護師600名を対象に「免疫の低下に対する危惧」に関するアンケートを実施した。

医療従事者600名に、今年の気候や環境などを鑑みて免疫の低下に対する危惧と、それに伴う免疫のケアに注意すべき度合いを【免疫注意報】で示すとどのレベルとなるかを尋ねたところ、「警報(例年に比べてしっかりと注意した方がよい)」が23.8% 、続いて「要注意(例年に比べてややしっかりと注意した方がよい)」が53.2%となり、あわせて約8割(77.0%)が例年よりも注意した方がよいと答える結果となった。

生活者の免疫の低下と、それに伴う免疫のケアに注意すべき度合いに影響を与える要因についても質問をしました。その結果、「脱マスク/行動制限の解除」の影響があると答えた人は約7割(66.3%)で、「今年の夏の記録的な猛暑」の影響があると回答した人は約8割(81.5%)にのぼった。今年特有の要因が重なることによって、免疫低下を懸念する声が多数となり、例年よりも免疫のケアに注意すべきという意見が多いことがわかる。

冬になり気温15℃・湿度40%を下回ると、風邪症状などを伴う軽度な病気、感染症に罹患する確率が上がると言われることについて、注意レベルを尋ねたところ「注意したほうがいい」と回答した人は約7割(68.3%)という結果になった。日頃から自身の「免疫のケア」を意識しているかを尋ねた質問では、62.5%の医療従事者が「よく意識している・意識している」と回答しており、寒くなる時期の免疫対策の重要性がうかがえる。