タレントの叶姉妹が10月31日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。ある店員の対応に嫌な思いをしたという相談者へ、アドバイスを送った。
■お礼も謝罪も笑顔も夫にしかしない店員
「夫婦で外出し、品物を注文するためにレジカウンターに並んだ」という相談者は、「担当者が夫にしか話しかけず、お礼も謝罪も笑顔も夫にしかしない。私のことはまったく見えていないかのような扱いを受け、嫌な気分になった。このような扱いを受けたとき、どう受け止めればいいのか?」と吐露。すると、恭子は、「その店員さんは、全然悪気もなくて。悪気がないからこそ傷つきますよね」と共感しつつも、「レジでしょ? その方が業務をやってらっしゃるときに、絶対にすべての方をちゃんと見て、そうしなきゃいけないこともありません」と諭した。
続けて、美香が、「お姉さんも、割と自分が見たいものしか見ないですもんね」とツッコむと、恭子は、「自分の視界に入ってないってことは、まったく興味がない。というか、本当に見えていない」と説明。「そういう方も、なかにはいらっしゃるんじゃないですか? そんなにまで、ご自身が腹を立てることではないかと思いますよ」と語りかけると、美香も、「“見えていないんだ”って思えば。そんなに気にすることはないですよ」と優しくフォローした。
■叶美香が感じた「近い気持ち」
また、トーク中に、「お便りを読んでいて、“恭子さまは……”って。私の名前がなかったお便りもありましたでしょ?そういうのに近い気持ちなのかな」とこぼした美香。エンディングでも、この話題に触れると、恭子は、「そんなことは、ちっぽけなことなのよ」とバッサリ。「動物園に行って、ライオンが見たい。そこに行くまでに、キリンもカバもいる。でも、自分の見たいものしか見えない方と、興味を持ってキリンやカバを見る方もいる」と具体例を挙げつつ、「パーソナリティの違いだけだから。そんなに深く考えることはない」と語っていた。
【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「人はこんなに自由で良いのかと霧が晴れるような気持ちになれる」「めちゃくちゃ面白い」「ファンや当事者のことを思って諌める姿勢に感激」といった好評の声がSNSに書き込まれている。