JR東日本横浜支社は2日、相模線の寒川駅から相模川方面に分岐していた支線の駅、西寒川駅の開業100周年を記念し、「西寒川駅開業100周年記念入場券」を11月11日に茅ケ崎駅で発売すると発表した。寒川~西寒川間の支線は39年前の1984(昭和59)年に廃線となっている。
西寒川駅は1923(大正12)年に東河原駅として開業し、後に西寒川駅へ改称。相模線の寒川駅から分岐していた支線が廃線になった1984(昭和59)年3月31日まで営業していた。現在、西寒川駅の跡地は公園として残され、線路跡も遊歩道として整備されており、地域の人々に親しまれている。
「西寒川駅開業100周年記念入場券」は、西寒川駅の記念入場券(レプリカ)と、相模線の茅ケ崎駅、寒川駅、海老名駅、入谷駅、原当麻駅、橋本駅(計6駅)の入場券にオリジナル台紙をセットにした商品。入場券はすべてB型硬券タイプで、廃線前に支線を走っていた列車や駅舎、駅名標などの写真をオリジナル台紙に使用している。
茅ケ崎駅臨時窓口(「みどりの窓口」内)で11月11日の8~18時に発売。翌日以降は「みどりの窓口」の営業時間内で販売され、なくなり次第、販売を終了する。発売数は1,000セット。券番は順不同で選択できない。購入は1人2セットまで。発売額は900円(現金のみ)。入場券として利用した場合の有効期限は2024年3月31日まで、1回限り有効となる。