アンカー・ジャパンは11月1日、大型のポータブル電源「Anker Solix F3800 Portable Power Station」を発表した。アンカー製品ではもっとも大容量&高出力のポータブル電源で、家庭の1日分の消費電力をまかなえるとしている。一般的な家電が使えるAC100Vに加えてAC200V出力も備え、EV(電気自動車)も充電できる。災害への備えとして、企業や一般家庭に訴求する。価格は699,900円で、販売開始は12月中旬の予定。

  • AC200V出力を備え、EVも充電できる大型のポータブル電源「Anker Solix F3800 Portable Power Station」

3,840Whの大容量リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを内蔵する大型モデル。これだけ大容量ながら、80%まで約2.6時間で充電できる急速充電機能も備える。オプションの拡張バッテリーを6台まで接続でき、容量を最大26,880Whまで拡張できる。

  • 本体にはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをびっしりと内蔵する

出力は最大5,000Wで、複数の調理家電を同時に動かせる。AC100Vに加えてAC200V出力にも対応し、EV(電気自動車)の充電も可能。

  • 側面にはAC200V出力に対応したコンセントも用意する

住宅に設置するホームパネル「Anker Solix Home Power Panel」(開発中)と組み合わせれば、停電時にAnker Solix F3800にためた電力に切り替えて住宅内の家電が使えるようになるほか、屋根に設置したソーラーパネルが発電した電力を蓄電できる。

  • 重さは60kgあるが、引き出し式のハンドルと台車で移動はラクチン

本体サイズは70.2×30.8×39.5cm、重さは約60kg。