SNSなどでよく見かける「そうはならんやろ」というフレーズ。何となく使っているけど、「そもそも誰の言葉なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「そうはならんやろ」の意味や元ネタなどを紹介します。
「そうはならんやろ」の意味や元ネタは?
「そうはならんやろ」は、「そうはならないだろう」を関西弁にした言葉で、「そんなわけないだろ」や「なんでだよ」のような意味合いで使われます。相手にツッコミをいれるときに使うフレーズです。
人気漫画『ポプテピピック』のセリフが元
ネットミームとして使われる「そうはならんやろ」の元ネタは、漫画『ポプテピピック』。ポプ子にピピ美がツッコミを入れるシーンでセリフとして登場しています。
『ポプテピピック』は、2014年に連載をスタートして以降そのシュールな作風が話題を呼び、テレビアニメ化もされた人気作品。アニメの人気とともに、「そうはならんやろ」のフレーズも広まり、ネットミームとして多くの人に使われるようになりました。
「そうはならんやろ」の使い方や例文
「そうはならんやろ」は、相手にツッコミをいれたいときに使います。具体的な使い方は以下の通り。
【例文】
<会話例1>
A「髪切った?」
B「なんか朝起きたらこうなってた」
A「そうはならんやろ」
<会話例2>
A「ごめん待ち合わせ遅れそう」
B「了解。寝坊?」
A「いや、家出た瞬間急に馬に囲まれちゃってさ」
B「そうはならんやろ」
<会話例3>
A「いや~今日はいい天気だね」
B「だねぇ」
A「会社休むかぁ」
B「そうはならんやろ」
XなどのSNS上では、画像に対してツッコミを入れるかたちでも使われています。
「なっとるやろがい」と返すことも
原作では、ピピ美の「そうはならんやろ」というツッコミに対してポプ子が「なっとるやろがい」と返しています。ネットミームとして使う際、この「なっとるやろがい」までセットにして使うことも多いです。もし、誰かから「そうはならんやろ」とツッコまれたら、ぜひ「なっとるやろがい」と返してみましょう。
漫画をきっかけに広まり、今ではTシャツなどのグッズにも使われるほど人気のフレーズとなった「そうはならんやろ」。ぜひあなたも誰かにツッコミたいときに使ってみてはいかがですか?