うるう年と聞いて、「4年に一度」と覚えている人も多いでしょうが、実は厳密には異なります。本記事ではうるう年の一覧やうるう年の意味、計算方法をわかりやすく紹介します。

  • うるう年とは

    過去や未来のうるう年の一覧や、意味、計算方法などを紹介します

うるう年の一覧(西暦/和暦)

早速、うるう年の一覧を見ていきましょう。ここでは、2000年から2100年までの間のうるう年を挙げます。

西暦 和暦
2000年 平成12年
2004年 平成16年
2008年 平成20年
2012年 平成24年
2016年 平成28年
2020年 令和2年
2024年 令和6年
2028年 令和10年
2032年 令和14年
2036年 令和18年
2040年 令和22年
2044年 令和26年
2048年 令和30年
2052年 令和34年
2056年 令和38年
2060年 令和42年
2064年 令和46年
2068年 令和50年
2072年 令和54年
2076年 令和58年
2080年 令和62年
2084年 令和66年
2088年 令和70年
2092年 令和74年
2096年 令和78年

なお2100年(令和82年)は、うるう年ではありません。うるう年は4年に一度と覚えている人も多いはずですが、なぜなのでしょうか。それは下記で詳しく説明します。

うるう年(閏年)の意味とは

うるう年を漢字で書くと「閏年」です。「閏(うるう)」とは、平年よりも日数や月数が多いという意味の言葉です。

「うるう年(閏年)」とは、「閏のある年」、つまり通常よりも日数が多い年のことです。なお「閏年」は「じゅんねん」とも読みます。

現在私たちが用いている太陽暦では、一年を365日としています。しかし厳密には地球が一回公転する、つまり1太陽年には365日と5時間48分46秒(365.2422日)掛かります。このズレを補正するために設けられたのが、うるう年なのです。

うるう年では2月の最終日が28日ではなく29日になる

通常、一年は365日ですが、うるう年だけは一年が366日になります。増えた1日は、2月の最終日として追加するため、通常28日しかないはずの2月が、うるう年には29日まであるのです。

うるう年の計算方法

うるう年が来るのは、4年に一度と覚えている人も多いでしょう。しかし厳密な定義は下記です。

  1. 西暦が4で割り切れる年をうるう年とする
  2. 西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年は、うるう年としない

「うるう年は4年に一度」というのは、一つ目の定義に沿っているのです。確かにうるう年だった2020年の次のうるう年は、4年後の2024年です。

しかし2100年はうるう年である2096年の4年後ではあるものの、二つ目の定義に当てはまってしまうため、うるう年にはならないのです。2200年、2300年も同様です。

次のうるう年は2024年

うるう年とは通常よりも日数が多い年のことで、具体的には2月が1日増えて、365日ではなく366日となります。

前回のうるう年は2020年で、次回のうるう年は2024年です。

1日増えた分、普段より有意義に過ごしてみるのもいいかもしれませんね。