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【この記事のエキスパート】
家電コンシェルジュ・ガジェットレビュアー:東雲 八雲
ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。
ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。
週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)
FPSのように「音」が勝敗を左右するゲームでは、ゲーミングヘッドホンの有無は重要なポイント。本記事では、軽量・低遅延・ワイヤレスなど、使いやすくて高音質なゲーミングヘッドホンのおすすめ商品を厳選。選び方のポイントもご紹介します。
ゲーミングヘッドホンとは
Logicool(ロジクール)『G533』:
ゲーミングヘッドホンとは、一般的なヘッドホンとは違い、ゲーム内の音をより正確に聞き取れるように調節されているのが特徴です。
メーカーや製品ごとに違いはありますが、基本的には、音の発生源が聞き取りやすいようにチューニングされているので、遠くの銃声や、わずかな足音など、「音」が勝敗を分けるFPSなどのゲームには欠かせないアイテムです。
ただ、ゲーミングヘッドホンといっても、マイクが付いているヘッドセットタイプや、着け心地にこだわって作られたものなど商品ごとにさまざまな特徴があります。安い価格帯のものでも優秀な商品はたくさんあるので、よりゲームを楽しむために、自分に合うゲーミングヘッドホンを探してみてください。
ゲーミングヘッドホンの選び方
それでは、ゲーミングヘッドホンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】接続方式
【2】接続端子
【3】ハウジング形状
【4】マイクの性能
【5】サラウンド機能
【6】着け心地
上記のポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】接続方式をチェック
ゲーミングヘッドホンをPCやゲーム機につなぐ際、重要になってくるのは接続方法です。ここでは、有線接続とワイヤレス(無線接続)の違いやメリット・デメリットについてご紹介します。
ワイヤレス接続|場所や距離を気にしなくていい
Razer(レイザー)『Thresher for PlayStation 4(RZ04-02230100-R3M1)』:
最近では遅延をほとんど感じないレベルの商品も増えています。シビアな反応が求められるゲームでワイヤレスタイプを使用する際は、遅延の少なさをウリにする商品を選びましょう。
▼メリット
・行動範囲が制限されない
・コードがない分、カラダや机に引っかけるストレスがない
▼デメリット
・電波の干渉を受ける可能性がある
・遅延する場合もある
・電池切れの心配がある
有線接続|電波の干渉を受けない
audio-technica(オーディオテクニカ)『ATH-MSR7b』:
▼メリット
・電波の干渉がない
・接続が途中で切れる心配が少ない
・音の遅延がない
・音質が優れている
・電池切れの心配がない
▼デメリット
・コードによって距離などの自由が制限される
・利用時や収納時、コードがわずらわしい
PS4やPS5の純正コントローラーは、コントローラー自体にオーディオ端子が搭載されているので、距離を気にする心配はありません。
【2】接続端子をチェック
まずは遊びたいプラットフォームに対応している端子かどうかを確認しましょう。なかには、PCに搭載されているサラウンド機能、またはマイク機能に非対応のヘッドホンもあるので注意しましょう。
PC向け
PCでは、ゲームのジャンルに応じて選ぶのが正解。FPSなど即時性が大切になるゲームでは、遅延のない3.5mmのステレオミニプラグの有線タイプがおすすめです。音の方向性も重要になるので、サラウンド機能のあるモデルが便利です。
FPSほど即時性を求められないMMORPGなどのゲームでは、有線でなくワイヤレスタイプの2.4GHzやBluetooth接続のイヤホンを使うのもアリでしょう。ケーブルがないのでノンストレスで使えますよ。
タブレット/スマホ向け
3.5mmのミニプラグやUSB接続できるタブレットやスマホで使うなら、遅延の少ない有線タイプがいいでしょう。ただ、ケーブルが邪魔というならワイヤレスがおすすめ。
また、マイクが付いているモデルなら、ゲーム中に着信があってもそのままハンズフリーで応答できて便利ですよ。
PS5/PS4向け
PS5/PS4はステレオミニジャックを備えているので、ステレオミニプラグを備えるイヤホンなら、そのまま接続してすぐに使えます。
ゲーム機によって、イヤホンをゲーム機本体に接続する場合と、コントローラーに接続する場合があります。PS4/PS5の場合はコントローラーに接続するので、ケーブルが長すぎると邪魔になることがあるので、適度な長さのものを選ぶようにしましょう。
Nintendo Switch向け
Switchで使用するなら、3.5mmジャックのイヤホンか、Bluetoothがいいでしょう。有線タイプは遅延が少ないですが、ケーブルがわずらわしく感じるかもしれません。なお、USBイヤホンだと認識しないこともあるので要注意!
【3】ハウジング形状をチェック
ヘッドホンのハウジング部分が、開放されているか、密閉されているかで使い勝手が大きく異なります。使うシーンや環境を念頭に選ぶようにしましょう。
開放型:中高音の伸びがよく、クリアなサウンド
Razer(レイザー)『Razer Kraken Mercury White(RZ04-02830400-R3M1)』:
ハウジング部分が密閉されていないタイプです。音が通り抜けるので広がりのあるサウンドを楽しむことができます。特に中音域から高音域がクリアに聞こえますよ。また、耳が疲れにくいのも嬉しいポイント!
その一方、音漏れしやすいのでまわりに気を配りながら使用する必要があります。基本的には自宅用として使うのがおすすめ。
密閉型:遮音性が高く、遮音性を重視する人向け
Logicool(ロジクール)『G533』:¥52,000 ( 2023年3月23日時点 )
ハウジング部分がメッシュなどではなく、完全に覆われているタイプです。遮音性に優れており、どんな環境でも使用しやすいです。音漏れする心配もすくないでしょう。迫力のある重低音を感じやすいのも特徴のひとつ。
ただ、音がこもるので、長時間着けていると耳が疲れやすいです。適度に休憩しながら利用するのがおすすめです。
【4】マイクの性能をチェック
Logicool(ロジクール)『G533』:
マイクは、FPSなどのキーボードで文字入力する時間がないゲームで、今すぐ何かを伝えたい時に役立ちます。マイク付きを買うときのチェックしておきたい機能について説明するのでチェックしてみてください。
▼ノイズキャンセリング機能
周囲の雑音などをカットして、よりクリアな音声で伝えることができる。
▼ミュート機能
スイッチで音声をオンオフできたり、マイクを上げ下げするだけでミュートに切り替えられたりするものがあれば、何かと便利。
【5】サラウンド機能をチェック
Logicool(ロジクール)『G533』:
サラウンド機能には、5.1、7.1、9.1chなど数種類のチャンネルがあり、チャンネル数はスピーカー数を表しています。チャンネル数が多いほど迫力のあるサウンドを体感することができます。
また、ヘッドホンの場合、スピーカーは左右の2基のみなので、あくまでも疑似的に鳴らせるバーチャルサラウンドを取り入れています。バーチャルサラウンドは、PSシリーズ・Switchに対応していない場合があるので自分の遊びたいゲーム機に対応しているのかチェックしておきましょう。
【6】着け心地をチェック
Pioneer(パイオニア)『SE-MS5T』:
長時間ゲームを楽しむ場合は、着け心地も重要になってきます。重たいものだと首が疲れてしまったり、頭のサイズに合わず頭や耳が痛くなる場合も。
快適に楽しくプレイするためにも、「重さ」「肌ざわり」「ヘッドバンドが調節できる」この3つは確認しておきましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)