ヤマハミュージックジャパンは、Yamaha Guitar Groupが開発したLine 6ブランドのエフェクトペダル「DL4 MkII」を2023年12月上旬に発売する。希望小売価格は55,000円。
今回発表された「DL4 MkII」は、Line 6のプロセッサー「HX」ファミリーから250種類以上のエフェクトを受け継ぎ、直感的な操作性を実現するユーザーインターフェースを備えたステレオ・エフェクト・ペダル。フラッグシップモデル「Helix」と同じオーディオエンジンを搭載しており、独自のモデリング技術がアナログエフェクトの回路をコンポーネント単位でキャプチャーするので、モデリングが非常に困難とされるゲルマニウム・ファズなどのエフェクトも忠実に再現できる。
筐体には、各エフェクトのパラメータを簡単に調整できる3つのノブを装備し、ノブを回してエフェクトを選ぶと有機ELディスプレイにエフェクトパラメーターが表示され、パラメーターの変更が行える。加えて、複数のエフェクトパラメーターの変更を自動化する独自の機能「Fluxコントローラー」を装備。エフェクトのオン・オフの切り替え、タップテンポと「FLUX」を切り替える2つのフットスイッチも用意している。
また、接続する機器やピックアップに応じてインプット・インピーダンスの調整が可能。MIDI経由で外部機器とのコマンドを送受信したり、エクスプレッション・ペダル(別売)または2つのフットスイッチ(別売)を接続してエフェクトパラメーターをコントロールするシステムを組むこともできる。同梱する9V電源だけでなく、一般的なエフェクトペダル用電源も使用できるので、どのようなペダルボードにも簡単に組み込める。
サイズはW125×D96×H62mmで、質量は450g。本体のほか、9V電源アダプター、設置用ゴム足などが付属する。