アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が主演を務める、映画『おまえの罪を自白しろ』(公開中)の副音声上映が11月3日より、全国劇場で行われることが31日、わかった。
■映画『おまえの罪を自白しろ』副音声コメンタリー上映決定
11月3日よりスタートとなる「副音声コメンタリー上映」では、主演の中島と同作を手掛けた水田伸生監督が各シーンの解説や撮影の裏話など、ここでしか聞けないトークを繰り広げる。
サンプル映像も公開され、晄司(中島)が、日本新民党の幹事長・木美塚壮助(角野卓造)と対面するシーンからスタート。 政界の大物である木美塚と、議員秘書の晄司が対峙する様は緊迫感が漂っており、それまで誘拐された家族の命を救うため真っすぐに奔走していた晄司が、“政治家の息子”として狡猾な顔を露わにする、作中においても重要なシーンとなっている。
中島もこのシーンについて「大好き! この近辺のシーンすっごいゾクゾクします」と大興奮ながらに思いを語り、流れている音楽についても「BGMがいいですよね! オペラ入れたのめちゃくちゃ好きなんだよな~」と話す。これに水田監督は「とにかく、邦画のサスペンス感は禁止にした」とより臨場感を感じさせるための音楽面でのこだわりを明かした。
さらに、角野との芝居について石塚から感想を聞かれた中島は「めっちゃ緊張しました(笑)。怖かった角野さん……普段優しいんだけど、この日はめっちゃ怖かったんです」と振り返り、水田監督も「本気だった角野さん、凄かった」と現場での圧倒的な存在感を絶賛した。
【編集部MEMO】
映画『おまえの罪を自白しろ』は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす“罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。映画『舞妓 Haaaan!!!』(07)をはじめ、日本テレビ系ドラマ『Mother』(10)、『Woman』(13)など多くのヒット作を生み出してきた水田伸生監督がメガホンを取り、中島健人が主演を務める。共演には池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波らが顔を揃える。
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