ナイツ塙、漫才協会の“改革ポイント”語る「7割はお笑いだけで食べられてない」

お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が26日、YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』で公開された動画「トップに聞く! 漫才協会ナイツ塙会長が語る協会の夢と現実…」に出演。漫才協会の“改革ポイント”について語った。

今回、同チャンネルの新企画「トップに聞く」の初回ゲストとして登場した塙。石橋貴明が「会長になった暁に、ここを新たに改革しようとか、そういったことってあるんですか?」「一番悩んでる部分とか」と質問したことで、塙が目指す、漫才協会の改革について話す流れとなる。

この問いかけに対し、塙は「とにかく50、60代の方のアルバイトを辞めさせないといけない」「70代もですけどね」と回答。石橋が「アルバイトを続けながら芸人を続けられている方が?」と驚くと、「はい、ほとんどですね」「だいたい7割はお笑いだけで食べられてないので、そこをやっぱり改革していきたいと思います」「ちゃんと調べてないですけど、3割もいないかもしれないですね」と語る。

続けて、塙は「(漫才協会は)東洋館という演芸場が舞台なんですけど、そのギャラ少ないんですよ」と指摘。さらに、「14時とか15時以降になると割引になって、(通常2,500円のところを)2,000円で見られるんですよ。ナイツが今、ニッポン放送でラジオを毎日やってるんですね。15時半まで。それが終わって東洋館の出番がだいたい16時半しか出られない。そうすると、僕らを見に来てくれる方がほとんどなので、2,000円でしか(お客さんが)入らなくなっちゃって」とこぼしていた。