WILLER TRAINSは30日、同社が運営する京都丹後鉄道に仲間入りしたKTR8500形と、引退した「タンゴ・エクスプローラー」の合同イベント「丹鉄85記念まつり」を西舞鶴駅に併設する西舞鶴運転所車庫と西駅交流センターで11月26日に開催すると発表した。

  • 「丹鉄85記念まつり」を11月26日に開催

KTR8500形は、東海エリアで長年活躍したJR東海の特急形気動車キハ85系を2023年3月に譲り受けた車両。今後、当面は線内特急予備車として運用を開始する予定となっている。ワイドビューかつ床を高くしたハイデッカー車両であることから、丹鉄沿線の海と山の風光明媚な景色を存分に楽しめるという。

「丹鉄85記念まつり」では、KTR8500形の運行開始に先駆けて先着120名限定の車両見学会(要事前申込)を西舞鶴運転所車庫で実施。KTR8500形を一般公開する初めての機会であり、車両の外観・内観を社員が案内する。

  • 「タンゴ・エクスプローラー」VR体験イメージ

  • 「なりきり駅長体験」イメージ (ホームでは撮影できない)

  • KTR8500形のグッズ・缶バッチ(11月26日から販売)

  • 過去の丹鉄グッズ販売の様子

西駅交流センターにて、運行を終えた「タンゴ・エクスプローラー」の車内見学ができるVR体験、丹鉄の制服を着用する「なりきり駅長体験」のブースも設置する。KTR8500形や「タンゴ・エクスプローラー」などの丹鉄グッズ販売、沿線地域の特産品販売とPRブース、似顔絵師を招いてKTR8500形や「タンゴ・エクスプローラー」が描かれた台紙に似顔絵を描いてもらえるコーナーなど、さまざまなブースを用意する。

KTR8500形の車両見学と「タンゴ・エクスプローラー」の撮影会は、11月26日の11時・11時30分・13時30分・14時・14時30分・15時からの計6回開催。見学・撮影時間は各20分程度を予定している。参加費は無料。各回20名限定の事前申込制で、「車両見学参加申込フォーム」にて11月1日12時から受付開始する。西駅交流センターでのイベントは11月26日の11~16時に開催され、入場料は無料とされている。