X(旧Twitter)は10月28日(日本時間)、新料金プラン「Xプレミアムプラス」「ベーシック」の提供を開始したことを公式アカウントでアナウンスした。
introducing Premium+
— Premium (@premium) October 27, 2023
– no ads in For You or Following
– largest boost for your replies (vs other Premium tiers or unverified users)
– access to our full suite of creator tools
now available on Web ✌️
subscribe here → https://t.co/Ywvyijo9CQ
we’re also launching a new Basic tier for $3/month (when signing up via Web) that gives you access to the most essential Premium features
— Premium (@premium) October 27, 2023
新たなサブスクリプションの導入については、10月20日にイーロン・マスク氏がその意向を明らかにしていた。
投稿内に「now available on Web」とあるとおり、いずれもWebブラウザでXにログインしてサイドメニューから加入できる。10月28日12時の時点で、筆者の環境ではスマートフォンのXアプリから加入できるのは従来の「プレミアム」のみで、「Xプレミアムプラス」「ベーシック」に加入することはできなかった。
「Xプレミアムプラス」は1カ月プランが1,960円、1年プランが20,560円。利用できる機能は同じで、1年プランは12%(2,960円)割安となる。
「ベーシック」は1カ月プランが368円、1年プランが3,916円で、1年プランは11%(500円)割安となる。
この2プランに既存の「プレミアム」(1カ月プラン980円、1年プラン10,280円)を加え、Xの有料サブスクリプションは3段階となる。
それぞれの機能の違いは以下のとおり。下記のほか、返信のブーストの効果がプランによって異なり、「Xプレミアムプラス」が「最大」、「プレミアム」が「大」、「ベーシック」が「小」となる。
Xプレミアムプラスのみの機能
- 「おすすめ」タブと「フォロー中」タブの広告非表示
Xプレミアムプラス/プレミアムの機能
- 「クリエイターハブ」の全機能(ポストからの収益、クリエイターサブスクリプション、X Pro、Media Studio、アナリティクス)
- 「認証とセキュリティ」の一部機能(チェックマーク、身分証明書の確認)
3プラン共通で利用できる機能
- 「高度な機能」の諸機能(ポストの編集、長いポスト、投稿の取り消し、長い動画の投稿、話題の記事、リーダー、バックグラウンド動画再生、動画のダウンロード)
- 「認証とセキュリティ」の一部機能(SMSの2要素認証、暗号化されたダイレクトメッセージ)
- 「Customization」の全機能(アプリアイコン、ブックマークフォルダ、ナビゲーションのカスタマイズ、配色、「ハイライト」タブ、いいねの非表示、サブスクリプションの非表示)
「Xプレミアムプラス」「ベーシック」などのX有料サブスクリプションに加入するには、WebブラウザでXにログインし、左のサイドメニューの「プレミアム」(Xのアイコン)をクリック/タップ。表示されたダイアログで「私は個人です」を選択し、「購入する」をクリック/タップする。「購入する」画面でプランを選択して「サブスクライブして支払う」をクリック/タップすればサブスクリプションに加入できる。