NHK総合で土曜日夜に放送中(19時30分から20時15分まで)の『ブラタモリ』。11月4日放送の「ブラタモリ #253」は、北陸新幹線の延伸開業を予定している福井県敦賀市が舞台となる。
北陸新幹線は2024年3月16日に金沢~敦賀間が延伸開業する予定。敦賀駅は新幹線と在来線を結ぶ重要な乗換駅となり、新幹線ホーム(島式2面4線)、乗換えコンコース、在来線特急ホーム(島式2面4線)の3層構造に。駅舎の高さは約37mで、整備新幹線最大規模の駅となる。
タモリさんと野口葵衣アナウンサーは開業前の北陸新幹線敦賀駅を訪問。運転士・車掌しか入れない新しい駅舎の詰所で見たものに、タモリさんが興奮する場面もあるという。番組では、新しい敦賀駅がなぜ高いビルになったかについても探る。
天然の良港を擁する敦賀は、古代から朝鮮半島や中国大陸との交流が盛んだったとのこと。番組内で「歩いてみれば確かに納得! 古代の敦賀は大陸に開かれた日本海側の玄関口だった」「北陸を代表する古社・気比神宮の大鳥居から分かる! 敦賀に通じていた古代の道」も紹介される。敦賀は交通の要衝でもあり、明治末になると欧州をめざす人々のためのターミナルが出現した。タモリさんたちは敦賀を歩きつつ、旅のお題「すべての道は敦賀に通ず?」について解き明かす。