フジテレビ系バラエティ番組『中居正広の芸能人! お友達呼んで来ましたグランプリ』が、きょう28日(21:00~ ※日本シリーズ中継延長で繰り下げの場合あり)に放送される。

  • 中居正広

この番組は、芸能人が本当に仲の良い“ガチ友達”と一緒にスタジオに登場し、MC・中居正広の進行のもと、にぎやかなクロストークを展開。総勢13組29人の“芸能人とその友達”が一堂に会し、中居の巧みなリードで、友達しか知り得ない芸能人の素顔が次々と明かされていく。

木村昴は、後輩の声優・広瀬裕也とともに登場。「仲はいいけど、コレだけは勘弁してほしい…」と広瀬が告白するのは、先輩・木村の“新居自慢”だ。実際に広瀬が撮影したVTRで確認してみると、そこには確かに、謎のライオン像や壁一面に飾った自作のスプレーアートを、喜々として見せる木村の姿が。中でも、木村が「精神とキャリアの間」と呼ぶ一室には、あるモノがぎっしりと並んでいて…。中居も思わず「夢があるな~」と漏らすほどの木村のおしゃれな自宅は必見。またVTRでは、広瀬と2人で自宅飲みしている最中、中居のテレビ司会者としての才能をリスペクトしてやまない木村が「中居さんのスゴいところ」を延々と熱弁する。

Mattが連れてきた“ガチ友達”は、どちらも億を稼ぎ出す実業家の河村真木子さん・真弓さん姉妹。Mattとは5年前に知人の紹介で出会い、すぐに意気投合したという河村姉妹だが、今回は「Mattは時間に自由すぎる」とダメ出し。待ち合わせに数時間遅れても全く悪びれないのだという。そんなMattの自由な様子を検証すべく、番組では、妹の真弓さんの自宅マンションで開かれたホームパーティーに密着取材を敢行。すると、高級マンションの広々とした一室で、出張サービスの寿司職人が握ってくれた寿司をおいしそうに頬張る姉妹の姿に、スタジオが騒然。中居もゲストの面々も皆、Mattが遅刻したことよりも、パーティーの豪華さの方が気になってしまう。さらに河村姉妹は、驚きの金銭感覚を披露するほか、スタジオでおもむろにシャンパンを飲み始めるなど、地上波初出演とは思えぬ天真爛漫ぶりを発揮。他のゲストたちは思わずツッコミを入れるが、いつしか姉妹のペースに巻き込まれていき…。

浅野ゆう子は、現在ハワイで暮らしている大親友のケリー忍さんを連れ立って登場する。20年来の付き合いとなる2人は、浅野がハワイに行ったときには24時間行動を共にし、ケリーさんが来日した際は、浅野の実家に泊まることもあるほど、心から信頼し合っている間柄。今回は、そんな固い絆で結ばれたケリーさんだけが知っている、浅野の“お金”にまつわる驚きのエピソードを明かすほか、6年前に1歳年下の会社役員と結婚した浅野のために、ケリーさんが内緒で準備し、ハワイで執り行ったサプライズ挙式の秘話を、実際の映像とともに紹介する。挙式の模様はもちろん、浅野の夫も、これがテレビ初公開。スタジオの一同は、貴重映像にくぎ付けになりながら、涙で抱き合う浅野とケリーさんの姿に感激しきりだ。中居も「僕もキュンとしちゃって…」と胸を熱くする。

アンミカは、モデルの駆け出し時代をともに過ごした友達歴30年以上の川村かおり、横井千佳の2人とのランチ会の模様をVTRで公開。「早口すぎて何を言っているかわからない」「食事を始めるまで時間がかかる」といった、友達の前でしか見せない行動が明らかになる。また、やす子は、自衛隊時代に姉のように慕っていた元士長の稲井菜奈さんと一緒に登場。VTRで“稲井士長の前でしか話さない本音”を語っているところを公開されたやす子は、思わず赤面してしまい…。

ほかにも、百田夏菜子&朝日奈央の“高校の同級生”ペア、槙野智章&さらば青春の光・森田哲矢の“芸能ゴシップ好き”ペア、ウエストランド・井口浩之&三四郎・小宮浩信の“お笑い界の戦友”ペアなど、さまざまな友達が、日頃は言えない不満をぶっちゃけたり、実は尊敬しているところを明かしたり。プライベートの写真や映像なども交え、それぞれの熱い絆が明かされていく。

エンディングでは、観客の投票によって、13組のゲストの中から「芸能界ベストフレンド」を決定。誰もがうらやむ“最高の友達”の称号を手にするのは…。そして、芸能界の“友達いない人”代表の中居は、29人のゲストとのやりとりを通じて、友達の素晴らしさを学ぶことができるのか。

コメントは、以下の通り。

■中居正広 コメント

――番組の収録を終えた感想をお聞かせください。

「大勢のゲスト対僕1人、という形はかなり久しぶりだったので、ペース配分がけっこう難しくて…オープニングがちょっと、長くなっちゃいまして(笑)。実はタイトルコールの前に、30分くらいしゃべってるんですよ。僕のよくないところが出ちゃいましたね(笑)。でも、ゲストの皆さんとわちゃわちゃトークするのは、本当に楽しかったです」

――本番中、MC台をゲストのみなさんが座っているひな壇の近くに移動させていましたが、その姿も非常に楽しそうでした。

「いや、いつもはこういうこと、ほとんどやらないんですよ。今までいろんな番組をやってきましたけど、本番中にMCの席を動かしたことなんて、もちろん初めてですから(笑)。でも今回は、みんなと話しながら、もうちょっと距離が近い方がいいかなって思ったんです。それで、どうせだったら、カメラが回ってるときに台に乗っかったまま移動しちゃおうって(笑)。そういう僕の思い付きに、スタッフの皆さんが柔軟に対応してくれたのが、何よりありがたかったですね。特番の場合、スタッフと呼吸が合うことってなかなか難しいんですけど、今回は、スタッフの皆さんが言うこともすぐに理解できたし、僕の考えもちゃんと理解してもらいながら、番組を作ることができたんじゃないかなと思います」

――今回、中居さんはMCでありながら、“友達がいない芸能人”の代表、という立ち位置でした。

「はい、確かに僕、友達は少ない方ですし、そもそも、友達を増やしたいという意識がないんですよね(笑)。だけど今回のゲストの皆さんは、新しい友達を作ろうっていう扉が常に開いていて。少しうらやましくなる部分はありましたね。僕も扉を開けておくようにしようかなって、ちょっとだけ思いました(笑)」

――番組を通じて、“友達の素晴らしさ”を学ぶことはできましたか?

「皆さんとおしゃべりしながら、“友達の条件って何だろう?”なんて考えてたんです。当たり前の言い方になっちゃいますけど、やっぱり“馬が合う”ってことが一番の条件なのかなって。 “共鳴できる人”っていうのかな、同じ感覚を共有できることが友達の条件なのかなって。今回、いろんな距離感の、いろんな関係性の友達が来てくれましたけど、そこは皆さん、共通していたような気がします」

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