アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜23:30~)第2話がきょう28日に放送される。
■齊藤京子、初単独主演『泥濘の食卓』
伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛が妻子あるバイト先の店長と恋愛関係になり、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。第2話では、いよいよ深愛がパラサイト不倫へ向けて本格的に動き出す。さらに、深愛とはひと味違う新たな恋愛モンスターも登場する。
那須川(吉沢悠)を苦しめているものを取りのぞいてあげれば、自分と店長の明るい未来が待っていると信じる深愛は、まずは那須川の状況を知るためにと連日那須川のマンションへ通っては、陰からそっと見守る。ストーキング以外の何物でもない異常行動だが、深愛にとってはすべて店長のため。自分が頑張ればその先には店長との幸せな家庭が築けると信じてやまない深愛の想いは暴走し、2人の間に生まれる子どもの名前を考えるなど妄想で幸せに浸る。さらにそんな深愛の思いを加速させる出来事が。別れを告げられて以降、ずっと避けられていた那須川に会いに行った深愛は、そこで那須川から「やっぱり深愛ちゃんがいないと、ダメだ……」と言われ、那須川も自分と同じ思いを抱いていると確信。一片の迷いもなくなった深愛は、那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)の病が良くなれば自分たちは元の関係に戻れると考え、あるとんでもない行動に出る。
■新たな恋愛モンスター、ちふゆ(原菜乃華)登場
第2話から新たに登場する“恋愛モンスター”が、那須川の息子・ハルキ(櫻井海音)と同じ学校に通う幼馴染の尾崎ちふゆ(原菜乃華)。ハルキは学校には行かずに訪れたスーパーで偶然深愛と出会い、優しく接してもらったことをきっかけに深愛へ思いを抱くようになる。そんなハルキが学校へ行けなくなった原因を作ったのがちふゆ。ハルキに強烈な愛情を抱くちふゆは、「ハルキが自分をレイプしようとした」という嘘を広めたため、クラスで孤立して不登校となってしまったのにもかかわらず、ハルキに無邪気につきまとう。ハルキに無視をされて涙を見せた次の瞬間にはケロッとして馴れ馴れしく話し出し、「ずっと一緒なの、私とハルキは!」と主張するちふゆ。そんな中、ハルキの放ったあるひと言が引き金となって、暴走の一途をたどっていくことに。
■『キョコロヒー』コラボグッズ発売決定
また、このたびグッズ発売も決定。『キョコロヒー』とコラボしたクリアファイルや、表はポスタービジュアル、裏には『キョコロヒー』でお馴染みのイラストレーター・タテノカズヒロ氏によるポスター完コピビジュアルを載せたクリアファイルも。さりげなくヒコロヒーも登場している。
【編集部MEMO】第2話あらすじ
自分が頑張って那須川夏生(吉沢悠)を苦しめているものを取り払ってあげたら、幸せになれるはず――その思いで動き始めた捻木深愛(齊藤京子)は、まずは那須川の状況を知るために日々、那須川のマンションへ通い、物陰からそっと見守り始める。その先には、那須川と自分の幸せな結婚生活まで待っていると思い込み、2人の間に生まれる子どもの名前まで考えるなど、叶わぬ妄想に思いを馳せては幸せを感じていた。一方で別れを告げられて以降、那須川にはスーパーでのシフトをずらされ直接会うことができていなかった。そこで、深愛はバイトの休みの日に買い物へ来たふりをしてスーパーを訪ねることに。深愛の姿を見た那須川は最初こそ慌てた様子を見せるが、その後、深愛を誘って車を走らせる。そこで那須川は深愛に別れを告げたことを謝り、病を患った妻・那須川ふみこ(戸田菜穂)のことで大変だからという理由で、嫌いになったわけじゃないと今の気持ちを伝える。さらに、「やっぱり深愛ちゃんがいないと、ダメだ……」と言葉を重ね、深愛は那須川が自分と同じ思いを抱いているのだと確信する。