テレビ朝日系特番『タモリステーション 大谷翔平 祈る全快! がんばれ大谷! 祝・ホームラン王SP~王&栗山対談で紐解く大谷の2023年〜』が27日(20:00~)に放送される。

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    タモリ=テレビ朝日提供

■『タモリステーション』最新作では大谷翔平をクローズアップ

2022年1月、司会者・タモリを迎えて始動したテレビ朝日の大型特番『タモリステーション』。最新作では、歴史的快挙である日本人初のアメリカ・メジャーリーグ(MLB)ホームラン王に輝いた大谷翔平を再びクローズアップし、怒涛の1年を振り返る。868本塁打の世界記録を誇る王貞治氏×侍ジャパン前監督・栗山英樹氏の対談を交えながら、数々の証言から大谷のルーツや素顔を徹底分析していく。今回、番組ではメジャーリーグ界のスーパースター、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のチームメイト、全米きっての“大谷マニア”ら多数の人物に総力取材。“打たれたピッチャー”や“封じられたバッター”へのインタビューなど、対戦相手たちの本音から浮かび上がる、大谷の異次元っぷりとは。

■対戦相手のコメントから今シーズンのホームランを総括

開幕戦の中継映像で「誰もやったことのないことを達成したい」と語っていた大谷。その言葉どおり、今シーズン44本塁打&2ケタ勝利と歴史的偉業を成し遂げたが、番組ではまず、彼が放った全ホームランを対戦相手のコメントとともに振り返っていく。13号を打たれたL・ジオリト(ホワイトソックス)は「とにかく彼は危険なバッターだ。少しでも失投したら打たれる」と大谷を恐れていることを告白。ボール球をスタンドまで運ばれたWBCアメリカ代表の左腕、K・フリーランド(ロッキーズ)は打たれた直後、肩をすくめるような仕草を見せていたが、「あのボールは当たってもゴロかファールになると思った。でもそのボールを打たれて不本意な結果になってしまった。もう感心するしかなかったよ、“それ、どうやって打ったの?”ってね!」と自虐的に回顧する。このほか、右手一本で27号を打たれたT・トゥーサント(ホワイトソックス)や、飛距離150メートルというとんでもない一発を打たれたT・ヘンリー(ダイアモンドバックス)はどんな本音を明かすのか。一方、自由自在に魔球“スイーパー”を操り、投手として10勝をあげた大谷に封じられたバッターたちにも取材。5月3日のカージナルス戦で3打席連続三振にやり込められたL・ヌートバー(カージナルス)は、「世界一のピッチャーだと見せつけられた」と語る。

■大谷選手をめぐるキーパーソン8人が証言

また、大谷はなぜホームラン王になることができたのか、8人の証言からルーツと素顔に迫る企画も登場。その8人とは、大谷が少年時代に所属していた水沢リトルリーグ現監督・佐々木一夫氏、北海道日ハムファイターズ元GM・山田正雄氏、日本ハム時代の先輩でWBCではチームメイトとして共に戦ったソフトバンクホークス・近藤健介選手、エンゼルス元監督J・マドン、大谷専門のニュース番組『週刊ショウヘイ・オオタニニュース』司会を務める“全米きっての大谷マニア”B・バーランダー、エンゼルスの新人Z・ネト、リリーフピッチャーのC・エステべス、同期入団の盟友D・フレッチャーら豪華な顔ぶれ。近藤選手は「彼が目指すところは今日の試合とか、そういうところじゃないんです」と、大谷が常に将来を見据えながらトレーニングに励んでいることを明かす。

■メジャーの超一流選手たちが大谷選手を絶賛

さらに、メジャーを代表する現役スラッガーたちは大谷をどう見ているのかも取材。昨シーズン、ナ・リーグのホームラン王に輝いたK・シュワバーや、2019年、ナ・リーグホームラン王のP・アロンソ、昨シーズン、ア・リーグホームラン王のアーロン・ジャッジら、メジャーのスーパースターたちが登場する。ジャッジは「大谷を見るのは楽しい。彼ほどの才能なら80本、100本は打てる」と絶賛。天才打者の名をほしいままにする彼らをもうならせる、大谷の打撃とは。そんな全米総力取材によるインタビューのほか、大谷が今シーズンから取り入れた新バットがスタジオに登場。野球解説者で名球会の理事長でもある・古田敦也氏、元メジャーリーガー・五十嵐亮太氏らが、バットから浮かび上がる大谷の進化を分析する。そして最後は、二度目のひじ手術を終えた大谷の来季はどうなるのか、世界中が注目する来季の活躍も予想する。

■タモリが大谷選手の未来にエール

MCのタモリは、スタッフが総力取材したインタビュー映像を見て、「打たれた相手へのインタビューは面白かったね。彼らの本音なんて、なかなか聞けないものだから……。みんな、もはや自分のミスだとは思っていないんだね。誰もが“まさか、打たれたの?”ってキツネにつままれたような感覚になるんじゃないかな(笑)」と、大谷が対戦相手にもたらした衝撃を代弁。気になる大谷の今後についても、「彼は昔から未来を見据えて行動しているんだよね。誰も経験したことがない境地に達している今ですら、自分が目指すところは“今ではない、もっと先にある”と考えているんでしょう。ケガを克服して次がどうなるのか、興味出てきましたよね。そこを乗り越えて、歴史を変えていく姿をまた見たいですね」と期待を語った。

【編集部MEMO】
『タモリステーション』は、2022年1月、司会者・タモリを迎えて始動した、テレビ朝日の大型特番。今回は、初回に続く2度目の大谷翔平特集となる。これまでに、カーリングの魅力を深掘りしたほか、緊急生放送ではウクライナ侵攻の真実を伝え、反響を巻き起こしてきた。昨年11月27日には「日本サッカー運命の大一番! 絶対に負けられないFIFAワールドカップ決戦直前SP」として、日本✕コスタリカ戦直前に生放送。個人全体視聴率6.3%、世帯視聴率10.9%の高視聴率を獲得、リアルタイムで視聴した人は日本全国で約2489.0万人を記録した。