美十は11月11日、京都最大級となるお菓子のミュージアム「atelier(アトリエ)京ばあむ」を京都市南区にオープンする。
京都銘菓「京ばあむ」は、"新しい京都ならではの洋菓子をつくりたい"との想いから、2008年に販売を開始。発売からの累計販売数は1,500万個(2023年3月末現在)を超えた。
同施設内には、「京都」「抹茶」「バームクーヘン」を感じる仕掛けを随所に盛り込んだという。京ばあむと同じ原料を使用したスイーツや、京ばあむをアレンジしたオリジナルの限定スイーツプレートをラインアップ。1Fと3Fにて提供するスイーツ類は、今年3月にフランスで開催されたパティシエの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の日本予選A 部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)にて優勝し、日本代表に選出されたシェフパティシエ的場勇志がプロデュースした。
物販商品では、「atelier京ばあむ限定デザイン箱」(1,296円)、エントランスにたたずむトチの木をイメージした「トチの木パイ」(1枚378円、5枚入1,890円)など、同施設限定商品を数多く取り揃えている。
カフェでは、ミニサイズの京ばあむに、抹茶ジェラートやバニラクリームをトッピングした「リッチプレート」(1,430円)の他、コーヒーやジェラート等を提供する。コーヒーは、京都・長岡京市発祥の「Unir(ウニール)」が焙煎したatelier京ばあむオリジナルブレンド。
工場を併設した2Fは、京ばあむについて理解を広めるフロア。京ばあむの工程についてイラスト入りで紹介するとともに、実際に使用していた道具を展示する。また、商品が作られる過程を、通路から見学することができる。
施設の階段や壁、床や天井、什器や通路等いたるところで、京都や京ばあむを表現。また、「手ぬぐい」(1,650円)や「ロールシール」(520円)などのオリジナルグッズも販売する。