健康食品やサプリメント商品の企画販売を通じて女性の一生に寄り添うシックスセンスラボは、10月24日、女性の「更年期」に関する家庭や職場での理解やサポートの程度に関する調査の結果を発表した。本調査は、全国439人の女性を対象に2023年9月12日~16日の期間、インターネット形式で実施された。
「あなたが経験または経験中の更年期の症状はどの程度だと感じていますか?」という質問に対して、8割以上が更年期の症状を実感しているという結果になった。
また、年代別に見ると、40代前半から更年期の症状を感じている人が7割近くいたという。
更年期症状に対する家族の気づきや対応に関しての質問では、「気づくこともなく、協力などもなかった」と回答した人が36.6%、「気づかれないように家事等をこなした」と回答した人が10.0%、さらに「気づいてはくれたが具体的な協力はほとんどなかった」と回答した人が17.3%と、更年期に対する家族の気づきや協力体制が整っていないという結果になった。
年代別に見ると、家族の気づきがないと回答した人は50代後半がもっとも多くなり、逆に家族が協力してくれたと答えた人は、45歳〜54歳で多かったという。
更年期症状に対する職場の気づきや対応に関しての質問では、「更年期について理解してくれて、いろいろサポートしてくれた」と回答した人は、わずか11.7%だったという。
年代別に見ると、理解してくれていると回答した人の割合は年代が低いほど高いことがわかったが、「気づかれないように仕事をこなした」と回答した人の割合は、40代前半が高いという結果も得られ、職場の理解もいまひとつという結果になった。
更年期の症状による仕事や家事への影響に関しては、「時に症状がひどく、動けなくなるなど仕事や家事ができないほど影響がある(あった)」と回答した人は8人に1人程度であったが、「影響はあったが、なんとか我慢して普段通りこなしている(こなした)」と回答した人の割合は約半分もいた。
年代別に見ると、「仕事や家事に影響するほどの症状ではない」と回答した人の割合が年代が低くなるほど高くなっていることが分かった。
全体の8割近くの人が配偶者(パートナー)に女性の更年期の知識を知ってほしいと感じていることが分かった。
年代別に見ると、40代後半~50代前半の更年期世代がとくに、配偶者(パートナー)に更年期の知識を求めている傾向にあった。
また、全体の7割近くの人が職場(主に上司)に女性の更年期の知識を知ってほしいと感じているということも分かった。
更年期の症状に対する対策についての質問では、「症状の影響が少ない」と回答した割合とほぼ一致する3割の人は「何もしていない(しなかった)」と回答したが、サプリメントなどの摂取で前向きな対策をとっている人の割合は7割近くとなった。
年代別に見ると、若い世代ほど積極的な対策をとっている人の割合が高く、年代が高くなるほど何もしていない人の割合が高いという結果が得られた。