映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の特別授業トークイベントが25日に専修大学で行われ、永瀬廉、深川栄洋監督、五十嵐律人氏(原作者)、法学部教授 関正晴氏が登場した。

  • 永瀬廉

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同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。

■映画『法廷遊戯』特別授業トークイベントに登場した永瀬廉

この日は同大学の法学部生ら約60人が同作を鑑賞し、深川監督、五十嵐氏、関教授から特別講義を受けることに。しかし途中からサプライズで主演の永瀬が登場し、歓声で迎え入れられる。永瀬は「並々ならぬ努力をしないとということもこの作品を通して学んだので、皆さんもそういう思いをされていると思うと、少しだけですけどその気持ちがわかるというか、親近感がわいています」と語りかけた。

模擬裁判用の教室で、裁判長の席に座った永瀬は「(撮影では)こっち側はなかったんで。こういうほんまに全部を見渡せる席というのは、特別な感覚がありますよね」と満喫していた様子。法学部エピソードを求められた学生が「この教室で模擬裁判を行いました。おとぎ話の『ヘンゼルとグレーテル』を題材に、魔女を殺したことは立証できるのか」と説明すると、「はあ~面白いですね」と感心する。「『ヘンゼルとグレーテル』についてはそこまで知らないんですけど、殺すのはよくないですね。有罪で!」とカジュアルに有罪判決を下していた。

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