俳優の竹野内豊と山田孝之がW主演を務める、映画『唄う六人の女』(27日公開)の本編冒頭映像が26日、公開された。

映画『唄う六人の女』

同作は、石橋義正監督によるオリジナル作。車の事故で美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の2人の男・萱島(竹野内)と宇和島(山田)。目が覚めると、その村に住む美しくも奇妙な6人の女たちに監禁されている。2人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。

■映画『唄う六人の女』本編冒頭映像

今回公開されたのは、薄暗くどこか不穏さを感じる森のシーンから始まる本編冒頭映像。父が遺した山を売るために生家に戻った萱島(竹野内)は、その土地を買いに来た開発業者の下請けの宇和島(山田)と山道で車を走らせる。萱島と通話する彼女・かすみ(武田玲奈)は、この地に1泊するという萱島を必死に止めるが、萱島は受け流すような返事をし、2人を乗せた車は山道を走り続ける。そして、道路に落ちている蝉を拾い上げ口に運ぶ、真っ白な着物姿の謎の女(水川あさみ)や、草原の中で太陽を仰ぎ寛ぐ女(服部樹咲)の姿が映し出される。

(C)2023「唄う六人の女」製作委員会