Appleは「iOS 16.7.2」と「iPadOS 16.7.2」を10月26日に提供開始。重要なセキュリティアップデートを含んでおり、対象のiPhone/iPadを使っているすべてのユーザーに推奨している。対象機種は、iPhone 8以降、iPad Proの全モデル、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)。
セキュリティアップデートの内容はiOS/iPadOSとも共通。適用することで、カーネルやWebkit、Safari、天気、音声アシスタントのSiri、Find My(探す)などで見つかったさまざまな脆弱性に対処する。
具体的には、Safariでは悪意のあるWebサイトを訪れると閲覧履歴が明らかになる可能性があるほか、天気やSiri、Find Myには機密データにアクセスできてしまう脆弱性があるとのこと。ほかにもWebkitの不具合として、ユーザーのパスワードがVoiceOverによって読み上げられる可能性があるという。iOS/iPadOS 16.7.1以前を搭載した対象のiPhone/iPadユーザーには、早急なアップデートが求められる。