交換レンズでおなじみのタムロンが実施した写真コンテスト「第16回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」の結果が発表された。海の見える駅として有名な下灘駅(愛媛県伊予市)の夕景と子どもを撮影した幻想的な作品が一般の部で総合グランプリを獲得した。応募作品数は9,454点、応募のべ人数は2,488人。

見事に一般の部の総合グランプリを獲得したのは、愛媛県の長谷由美さんの作品「黄昏れて」。夕景の残照が美しい下灘駅のホームから見える景色を、2人の子どもとともに撮影した。

  • 一般の部の総合グランプリを獲得した長谷由美さんの作品「黄昏れて」

U-18 (18歳未満)の部で総合グランプリを獲得したのは、愛知県の藤原幸矢さんの作品「フェンス越しに見ていたあの頃の記憶」。疾走する東海道新幹線をフェンス越しに撮影した作品で、モノクロに仕上げたことで昔の記憶を再現している。

  • U-18 (18歳未満)の部で総合グランプリを獲得した藤原幸矢さんの作品「フェンス越しに見ていたあの頃の記憶」

今回の鉄道風景コンテストで入選を果たした作品は結果発表のページで見られるほか、そごう大宮店(さいたま市大宮区)で開かれる写真展でも展示されます。写真展の会期は11月14日~11月30日で、入場は無料。