シャープが、10月17日から10月20日まで千葉県・幕張メッセで開催されたデジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2023」にて、フクロウ型の独特なヒーリングファンを出展したのだが、これがネットで「目の付けどころがシャープ」「なにこれかわいい」などと話題となっている。
話題となったのは、羽根を広げたフクロウのような見た目の「はねやすめ」という製品で、人が心地よいと感じる風を作り出すヒーリングファンだとされている。シャープによれば、「フクロウの省エネ飛行に学んだ羽根の骨格構造や、しなり、羽ばたきの原理・メカニズムをお手本にすることで、自然そのもののリズムや動きを再現している」のだとか。また、一般的な扇風機は高周波数の風を調節しているため、均一で人工的な風になってしまうところ、同製品の場合は自然界の風のような不均一でゆらぎのある風を生み出すそうで、この風は「人が心地よく感じる安らぎある優しい風」なのだとか。
同製品は、生物の“構造”から着想を得て商品の性能改善を行う同社独自の生物形態模倣技術「ネイチャーテクノロジー」を活用したといい、さらに生物の“動き”にも着目した運動模倣技術を初めて採用した商品「ネイチャープロダクト」だとしている。
そんな秘密が明日からはじまるCEATECでお披露目されます。作った人が扇風機のメガ進化とかフクロウがどうとか言ってた気がするので、幕張メッセへお越しの方は、よかったらシャープのブースもお立ち寄りください。 pic.twitter.com/O0Ts5CFpPc
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) October 16, 2023
この「はねやすめ」だが、展示用のコンセプトモデルなどではなく、実際に販売を目指しており、2024年度に発売を予定しているとのこと。
ネット上では「目の付け所が、、」「Dグレに黄色いこんなのいた様な……」「羽根のある扇風機…(* ̄m ̄)」「素晴らし技術研究開発」「これかわいいからほしい!」「なにこれかわいい」「目の付けどころがシャープすぎる。目指してる、未来がちがう」「猫や鳥がいるおうちには向かないかもだけど……良い…」などの声が寄せられた。