食品メーカー・味の素冷凍食品が、同社が展開する「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトの一環として、「冷凍餃子が焦げついたフライパン」の3Dデータを公開し、ネットで「まさに狂気」「凄い企業努力」など話題となっている。なんと、日本全国から寄せられた3,520枚ものフライパンの3Dデータを見られるのだそうだ。
「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクトは今年5月、ユーザーの「味の素の冷凍餃子がフライパンに張り付いた」というSNS上の投稿から始まった。その後、同様の現象が起きたユーザーに呼びかけたところ、全国からたくさんのフライパンが寄せられたことから、それらのフライパンを研究・開発に活用することで、すべての人があらゆるフライパンで綺麗に焼けるギョーザを目指すためのプロジェクトとして、本プロジェクトが始動したそうだ。
今回、そのプロジェクトにおける「研究の途中報告」として、全国から寄せられた3,520枚もの「冷凍餃子が焦げついたフライパン」の3Dデータを10月13日にWebサイトで公開。内容として、それぞれフライパンの送付先や直径、厚み、重さなどの情報が記載されている。また、フライパンをクリックすると、3Dスキャンされたフライパンを360度自由な角度から見ることもできる。
ちなみにこのサイトには、左下にタイマーが表示されており、サイトを開いて5分が経過すると「あなたがサイトに滞在していた5分間で、ギョーザの蒸し焼きは完成です。」と表示されるギミックも搭載されている。
このほか、同プロジェクトに連動したnoteでは、これまでの詳しい経緯や、フライパン検証の進捗状況を掲載していく予定とのこと。
ネットでは「冷凍餃子が焦げる、からここまでたどり着いたとは」「『狂気』がリアルで褒め言葉になる日が来るとは…(;・∀・) 」「まさに狂気…。貴重な資料ですね。現場の皆様の熱意が伝わります。すごい」「もはや人文科学の域」「凄い企業努力👏👏( 'ω' )」「くっつかないギョーザ出来たら、買います!頑張って!」などの声が寄せられた。