JR東日本は、冬の期間(2023年12月から2024年2月まで)に運転する臨時列車について発表した。高崎地区でSL(蒸気機関車)・EL(電気機関車)・DL(ディーゼル機関車)列車が設定され、両毛線へ乗り入れる「EL両毛」「ELあしかが」(高崎~足利間)も運転される。
高崎地区では、ぐんま車両センターに所属する蒸気機関車・電気機関車・ディーゼル機関車を活用し、おもに信越本線(高崎~横川間)と上越線(高崎~水上間)で観光利用の多い時期にSL・EL・DL列車を運転。今冬は12月16日に信越本線で「EL・DL横川ナイトパーク」を運転するほか、2月17日に「SL・ELぐんま伊香保」、2月23日に「EL両毛」「ELあしかが」、2月24日に「EL湯けむり碓氷横川」「SL湯らりーといそべ」の運転を予定している。
2月23日に運転予定の「EL両毛」「ELあしかが」は「EL+12系4両+EL」とされており、12系客車4両の両側に電気機関車を連結した編成で両毛線へ乗り入れる。往路の「EL両毛」は高崎駅13時42分発・足利駅16時35分着、復路の「ELあしかが」は足利駅17時50分発・高崎駅20時25分着。両列車ともに全車指定席で運転される。
2月17日の「SL・ELぐんま伊香保」は、上越線の高崎~渋川間で2往復を設定。旧型客車6両(全車指定席)に蒸気機関車と電気機関車を連結し、下りは蒸気機関車を先頭に「SLぐんま伊香保1・3号」(高崎駅9時56分発・14時10分発、渋川行)、上りは電気機関車を先頭に「ELぐんま伊香保2・4号」(渋川駅11時28分発・15時15分発、高崎行)として運転される。
2月24日の「EL湯けむり碓氷横川」(高崎駅9時47分発・横川駅10時49分着)と「SL湯らりーといそべ」(横川駅14時15分発・高崎駅15時18分着)も、旧型客車6両(全車指定席)に電気機関車・蒸気機関車を連結した編成となる。