JR東日本は、冬の期間(2023年12月から2024年2月まで)に運転する臨時列車について発表した。特急「185(いっぱーご)」をはじめ、特急「犬吠初日の出」「開運初詣号」「きらきら足利イルミ」「氏家雛めぐり号」の計5列車で185系を使用する予定となった。
国鉄時代の1980年代に登場した特急形電車185系は、2021年3月に定期運行を終了したが、現在も根強い人気を持つ。旅行商品専用の団体臨時列車や、撮影会など各種イベントでの使用に加え、2023年春以降は臨時列車として運転される機会も増えた。
今年7月に横浜~伊東間で運転開始した臨時列車の特急「185(いっぱーご)」は、今冬も12月と1月に運転を予定しており、一部列車で運転区間が変更される。12月9・17日と1月14・28日はこれまで通り横浜~伊東間で運転され、下りは横浜駅8時50分発・伊東駅10時16分着、上りは伊東駅13時35分発・横浜駅14時59分着。12月22日と1月19日は運転区間を川崎~伊東間とし、下りは川崎駅11時41分発・伊東駅13時16分着、上りは伊東駅14時41分発・川崎駅16時12分着で運転される。各列車とも185系6両編成(全車指定席)を使用する。
元日早朝、銚子駅へ向かう特急「犬吠初日の出」(下り3本を設定)のうち、大宮駅1時46分発・銚子駅4時45分着の下り「犬吠初日の出3号」を185系6両編成(全車指定席)で運転。1月2・3日には、鹿島神宮への初詣に便利な臨時列車として、185系6両編成(全車指定席)の特急「開運初詣号」が運転される。両日とも往路は新宿駅8時27分発・鹿島神宮駅10時47分着、復路は鹿島神宮駅15時30分発・新宿駅17時44分着となる。
「あしかがフラワーパーク」(栃木県足利市)のイルミネーション点灯時間に合わせて運転される臨時列車のうち、1月13・20・27日と2月10・11日の特急「きらきら足利イルミ」は185系6両編成(全車指定席)を使用。往路は西船橋駅13時50分発・足利駅16時11分着、復路は足利駅19時58分発・西船橋駅22時30分着で運転される。
2月3日に運転される特急「氏家雛めぐり号」も185系6両編成(全車指定席)を使用。往路は海浜幕張駅8時0分発・氏家駅10時30分着、復路は氏家駅14時47分発・海浜幕張駅17時21分着となる。