アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜23:30~)がきょう21日にスタートする。
■齊藤京子、初単独主演作『泥濘の食卓』第1話あらすじ
伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。齊藤が演じる深愛は、毒親である母・捻木美幸(筒井真理子)に育てられたため、自己肯定感が低く、自分には何の取り柄もないと思い込んでいた。そのため、せめて人には優しく、役に立ちたいと、スーパーの店員として一生懸命働いている。そんな中、初めて自分のことを優しく肯定してくれたスーパーの店長・那須川夏生(吉沢悠)に恋をして……。禁断の恋ながら、純粋でまっすぐな思いで那須川を愛して深愛。ある日ラブホテルではなく初めて外食デートに誘われることに。深愛が感動していたのもつかの間、そこで突然、那須川から別れを告げられてしまう。那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)が病気になってしまったことが理由だと伝えられるが、ショックのあまり那須川の言葉は深愛の耳には入らず。それからというもの、深愛は「私の何がダメだったんだろう……」と悩み、考え続ける。そして導き出した答えは「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」。ここから、深愛は“純愛モンスター”へと変ぼうを遂げていくことに。
あることがきっかけとなって、深愛は那須川との別れのショックから立ち直るどころか、前向きに那須川との将来まで考え始める。そしてなんと、深愛はスーパーのバイト終わりや休みの日に那須川の家に通いつめては、物陰から那須川の行動を見守り、ストーキングを始める。はたから見れば異常でしかない衝撃の行動の数々は、深愛にとってはすべて店長のため。深愛による那須川、そして那須川家への寄生、“パラサイト不倫”が始まっていく。
■かもめんたる・岩崎う大が父親役に
このたび、深愛の父親・捻木正数を、『キングオブコント』王者でもあり、脚本家、演出家、そして漫画家の顔も持つかもめんたる・岩崎う大が演じることが決定した。正数は、常日頃から娘である深愛に怒号を浴びせ、さらには暴力をふるうことも。筒井演じる美幸とともに深愛に大きな影響を与えた毒親を、岩崎はどう演じるのか。
また、初回放送直前の21日22時からは、番組公式Instagramでインスタライブの開催が決定。初の単独主演を務める齊藤が深愛の姿で登場する。