ベンキュージャパン(BenQ)は10月20日、ゴルフプロジェクターの新製品として、短焦点設計のDLPレーザープロジェクター「LH820ST」を発表した。10月27日より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は318,000円前後。
「LH820ST」は、シミュレーションゴルフ用のレーザープロジェクター。1.1mの距離から最大で約100インチを実現する短焦点レンズを採用し、狭い設置スペースでも置きやすいことが特徴だ。輝度は最大3,600ANSIルーメン、色域はRec.709 90%をカバー。独自のゴルフモードを搭載し、応答速度16.7msでラグのないゴルフプレイを楽しめるとする。
さらに、インパクトスクリーンにフル画面での映像投写を実現する各種調整機能を搭載。ゆがみを補正して側面からの映像投写にも対応する「縦横台形補正機能」のほか、四隅の角をスクリーンに合わせるための「角合わせ機能」、スクリーンサイズに合わせて投影画像サイズを調整する「デジタル縮小機能」を備えた。
起動が速く、低発熱で長寿命のレーザー光源を採用。エコモード使用時には最大で約30,000時間の光源寿命を実現し、フィルター交換などのメンテナンスは不要で24時間稼働に対応。防塵設計で、埃によるカラーホイールセンサーの不具合や、映像上の斑点を防ぎ、故障リスクを減少させるとしている。
本体サイズはW410×D272×H158mm、重さは約5.6kg。投写方式は単板DLP方式、輝度は3,600ANSIルーメン、コントラスト比は3,000,000:1、色再現性は約10億7000万色、投写比は0.497、光学ズームは固定。
画面サイズは約70~300インチ、最大解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。アスペクト比は16:9、台形補正機能は縦横台形補正(±30度)。
インタフェースは入力端子がHDMI(1.4)×2、ミニD-sub15pin×2、Sビデオ×1、ビデオコンポジット端子×1、オーディオミニジャック(3.5mm)×1。
出力端子がミニD-sub15pin×1、オーディオミニジャック(3.5mm)×1、制御入出力端子がRS232C端子9ピン×1、RJ-45端子×1(ネットワーク用)、USB(TypeA)×1、USB Mini TypeB×1(FW更新用)。
スピーカーは10W×1。光源寿命は標準約20,000時間、エコ約30,000時間、スマートエコ約30,000時間。最大消費電力は約360W。
本体カラーはパールホワイト。付属品は電源ケーブル(約1.8m)、VGAケーブル(約1.5m)、リモコン(電池付き)、クイックスタートガイド、保証書。