映画『余命10年』が、きょう20日に日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)で地上波初放送されるにあたり、主演の小松菜奈と坂口健太郎、藤井道人監督がコメントを寄せた。
小松が演じるのは、二十歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉。そんな茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を坂口が演じている。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、2人の「10年」の物語を全身全霊で演じた。
コメントは、以下の通り。
■小松菜奈 コメント
私の中でずっと色褪せずに人生と共に残っていく大切な作品『余命10年』を金曜ロードショーで放映していただける事を心よりうれしく思います! 一年という時間をかけて沢山の思いを抱きながら向き合い続けた時間。作られた世界かもしれないけど、私達は確かにそこに存在し生きていました。 私は茉莉を通して色んな事を教えて貰い、自分の人生をどう生きたいか見つめ直す事ができました。 そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです。 時間は無限ではない、あなたにとっての「幸せ」とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。1人でも多くの人の心に届きますように。よろしくお願いします。
■坂口健太郎 コメント
『余命10年』がこの度、金曜ロードショーで放送されること、本当にうれしく思います。この作品は、余命を背負った女性が、最後まで生き抜く作品です。和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生き様を見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです。
■藤井道人監督 コメント
『余命10年』が幼い頃から観ていた金曜ロードショーで放送されること、心からうれしく思っています。仲間たちとコロナ禍で四季を追い続けた、とても思い出深い映画です。小松さん、坂口くんはじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています。
(C)2022映画「余命10年」製作委員会