テレビ東京の新ドラマ8枠『ハイエナ』(10月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見が18日に同局で行われ、篠原涼子、山崎育三郎、瀧本美織、中尾明慶、高橋克典が登場した。
同作は、2020年に韓国で大ヒットした弁護士ドラマを日本版として初リメイク。勝つ為なら手段を選ばない雑草魂の弁護士・結希凛子と、法曹一家に生まれたエリート弁護士・一条怜(山崎育三郎)という対照的な2人が、生き馬の目を抜くような生存競争を繰り広げる。
■「恋愛の偏差値が中学2年生くらい」の役を演じる山崎育三郎
山崎は自身の演じる怜について「仕事のために生きて、親の七光なんて呼ばれながらやっているんですけど、凛子と出会うことで成長していく。恋愛の偏差値が中学2年生くらいの怜が、凛子に翻弄されながらも大人になっていく姿を見ていただければと思っています」と語る。
さらに役との共通点や違うところについて、山崎は「恋愛の偏差値は割と高いと思うので、そこはまったく共感できないですね」と自信を見せる。「何でそうやっていくんだろうと、いつも思っています。共感できるところは、品があるところ」とアピールした。
また、「仕事を続けていく秘訣」について聞かれると、「舞台で育ったので、お客様が目の前に足を運んでくださる、楽しみに待ってくださることが根本にある」と説明する山崎。「昔は楽屋から出るとみなさん出待ちで待ってくださって。一人ひとりとご挨拶して帰るのが伝統のようになっていて、長い時は2時間半くらい出待ち対応をしてから帰るということをずっとやっていた」と振り返る。「お客様がいて自分が舞台に立てるんだという意識はすごく強いので、自分だけでやってるんじゃないという感覚はいつも持ってやっていきたい。視聴者の方にもどうしたら面白がってもらえるか、楽しんでもらえるか、考えながらやるべきだなと思っています」と真摯な思いを明かした。