シェアサイクル「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreetとglafitは、10月26日から開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(旧:東京モーターショー)への共同出展を発表した。

  • 「HELLO CYCLING」に導入予定の新型車両

    「HELLO CYCLING」に導入予定の「電動サイクル」(仮称)

両社は改正道路交通法に基づく「特定小型原動機付自転車」を共同開発しており、2024年以降にHELLO CYCLINGの新型車両としての導入を予定している。特定小型原付は16歳以上であれば免許不要で運転でき、モードを切り替えて識別灯を点滅させれば車道だけでなく歩道も走行できることが特徴の新カテゴリ。車道での制限速度は20km/h、歩道では6km/hとなる。

特定小型原付は一般的には主に電動キックボードを想定したカテゴリだが、実は車体形状はそれに限られていない。HELLO CYCLINGの新型車両はサドルのある自転車に近い形状をしており、特定小型原付でありながら電動キックボードのような不安定で慣れのいる乗車姿勢ではないものとなっている。

なお、glafitの市販車両である「GFR-02」のような人力/フル電動の切り替え機能は持たず、電動走行専用となるためペダルはなく、代わりに走行中に足を置いておくステップが設けられている。

  • 展示ブースのイメージ

    展示ブースのイメージ

展示ブースの場所は「東7ホール E-7310」。来場アンケートに答えるとHELLO CYCLINGの500円引きクーポンがもれなくもらえるほか、抽選でglafit公式オンラインショップで使えるクーポンが当たる。また、会場内の「パーソナルモビリティライド」コーナー(予約制)では、この新型車両の試乗もできる。