本来は、秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式として開催されるハロウィーン。しかし、独自の進化を遂げてきた日本のハロウィーンは、さながら仮装パーティーといったところ。コロナが明けた今年は、思い思いの仮装で繁華街やイベント会場に繰り出そうと考えている人も多いのではないでしょうか。

そんなみなさんへ、最もハロウィーンで盛り上がる街「渋谷区(@city_shibuya)」から、注意喚起のメッセージです。

  • 渋谷区X公式アカウント(@city_shibuya)より

ハロウィーン当日、毎年多くの人で賑わう渋谷ですが、近年、路上での喫煙や飲酒、ゴミの放置、騒音トラブルや暴力など、多くの迷惑行為が深刻な問題と化しています。数年前には、興奮した一部の人たちが軽トラックを横転させるという事件も。

また、韓国で昨年、ハロウィーンの混雑によって154人が死亡するという痛ましい雑踏事故が起きたことも記憶に新しいでしょう。

そういった事件や事故を防ごうと、渋谷区では、ハロウィーン期間中「路上飲酒」を禁止に。また、もともと「路上喫煙」も条例で禁止するなど、さまざまな対策に乗り出しています。そもそも、「渋谷はハロウィーン会場ではありません」とのこと。

仮装をして楽しむこと自体は悪いことではありませんが、路上や公園で騒ぐのはNG。条例厳守はもちろんのこと、マナーを守ったうえでハロウィーンを楽しみたいものですね。