フリマドは10月12日、フリーランスに関する実態調査の結果を発表した。調査は10月10日〜11日、フリーランスとして働く18歳〜65歳を対象に行われた。
まず、フリーランスとして働いている人のうち案件の掛け持ち数は2〜3件が多く、案件の契約期間は「スポット・単発案件」(42.2%)に次いで「複数年」(29.2%)が多い事が分かった。
フリーランスになる上で重視したポイントについて尋ねたところ、社会的な貢献よりも「自信のスキルや能力を活かす」「自分の好きな仕事をする」といった部分を大切にしている傾向が見られた。
また、フリーランスという働き方の満足度について聞いたところ、「就業環境」や「プライベートとの両立」に対する満足度が高いという結果になった。
1週間あたりのリモートワーク日数については、57.2%が「毎日出勤」となっており、「フルリモート」は22.6%にとどまった。
フリーランスの方に取引先とのトラブルについて尋ねたところ、「一方的な仕事内容の変更」が38.4%で最多となった。対応方法として最も多かったのは「取引先(発注者)と直接交渉した」(63.8%)という結果になっている。
フリーランスの仕事獲得につながった経路については、「知人・知り合いからの紹介」「過去・現在の取引先」が上位となった。
また、フリーランスエージェントに求めるものを尋ねてみると、「リモート案件の紹介」よりも「高単価案件・長期案件の紹介」のニーズが強い事が分かった。