『特捜戦隊デカレンジャー』のTV放送から20周年を記念して製作されたVシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』が、2024年初夏に期間限定上映、11月13日にBlu-ray&DVD発売されることが決定した。

『特捜戦隊デカレンジャー』は、2004年2月から2005年2月まで、“スーパー戦隊シリーズ”の第28作としてテレビ朝日系で全50話放送された。宇宙に多発する星間犯罪組織を取り締るために設立された銀河系宇宙警察・地球署を舞台に、選ばれし刑事たち、S.P.D―『スペシャルポリス・デカレンジャー』6人が、宇宙犯罪者・アリエナイザーたちに立ち向かうストーリーで人気を博した。2006年の日本SF大会では、スーパー戦隊シリーズでは初の『星雲賞』を受賞するなど、幅広い層からの高い支持を集めた。

2015年に『特捜戦隊デカレンジャー10YEARS AFTER』、2017年には『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』が制作されるなど放送終了後も根強い人気を集めている。今作では、高知、京都のオール地方でのロケを試みるなど、ファンの期待に応えるべく新たな挑戦を遂行しているという。

ティザービジュアルでは、デカレッドの新フォームとなるプレミアデカレッドを公開。SP1ライセンスを構える姿に「20年目のジャッジメント!」というキャッチコピーが掲げられた、まさに20周年にふさわしいインパクトを与えるティザーとなっている。

解禁となる特報はTVシリーズが放送された2014年から2024年へのカウントから始まり時の流れを感じられ、赤座伴番/デカレッド(さいねい龍二)、戸増宝児/デカブルー(林剛史)、江成仙一/デカグリーン(伊藤陽佑)、日渡茉莉花/デカイエロー(木下あゆ美)、胡堂小梅/デカピンク(菊地美香)、姶良鉄幹/デカブレイク(吉田友一)が再び集結する。

本作では地球署史上最悪の事件が発生し、バンも突然地球署に戻ってくることなり、ウメコとセンちゃんも「どうしてこんなことに?」何かを深刻に見ているところから事態の緊急性が伺え、この事件の真相を6人で暴くことになりそうだ。6人だけではなく地球署の指揮官ボスことドギー・クルーガー(声:稲田徹)、地球署のメカニック担当の白鳥スワン(石野真子)、ロボット警察犬のマーフィーK9らお馴染みのキャラクターも勢揃い。さらに本作の舞台は高知県高知市の特別協力の元、高知城!?今回の敵は一体…?特報のラストにはプレミアデカレッドの姿も!今後の解禁に期待したい。

本作では、現在高知市へ移住した姶良鉄幹 / デカブレイク役の吉田友一が、高知市地域おこし協力隊として働いていることが縁で、今作の高知ロケが実現。そして、高知市は『デカレンジャー20th』の制作・上映の支援するとともに、映画の力を有効活用して、高知市をPRし、観光振興や地域活性化に取り組む「特撮映画で高知を盛り上げたい!」プロジェクトとして、ふるさとチョイスで自治体クラウドファンディングを実施する。寄付していただいた記念として『デカレンジャー20th』のエンドクレジットへの名前掲載などが用意されている。詳しくは、10月19日にオープン予定の高知市「特撮映画で高知市を盛り上げたい!」ふるさとチョイスページまで。

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