東京のターミナル駅には「待ち合わせの目印」となるようなシンボルがよくあります。例えば渋谷駅のハチ公、池袋のいけふくろうなどがよく知られています。

これは地方でも同じで、大阪梅田の紀伊国屋書店前、仙台のステンドグラスなどもあります。そして北海道の札幌では? 先日、「市民のほぼ誰もが知る」札幌駅のあるシンボルに関するSNSの投稿に対して、注目が集まっていました。

札幌駅南口の真ん中ぐらいにある「星の大時計」と同じデザインの「星時計」が、JRタワー展望室内のTショップに売っていましたよ
ここにしか売っていないみたいです
(@kotton105910)より引用

  • 提供:しょーこ@札幌クリップ(@kotton105910)さん

紹介したのは、札幌の街中の再開発を中心にさまざまな情報を発信する、しょーこ@札幌クリップさん。

この投稿には、「知らなかったです。欲しいなぁ」「いいですね 腕時計やキーホルダー式時計サイズでも欲しいです」「売ってるの知らなかった。かわいい」「次 札幌行った時絶対買おう」など、星時計に関して皆さん前のめりのようです。

また、「へーこんなのあるんだ! 札幌民的にはわりと胸熱アイテムじゃない……? 私普通に欲しい」「あの大時計売ってるんだ、いいな」など札幌市民とおぼしきユーザーも気になったようです。

札幌市民は誰もが胸熱に?

大注目の時計、設置されているJRタワーの公式サイトを見ると、次のように説明されています。

五十嵐威暢 Takenobu IGARASHI
星の大時計 Big Clock of Stars
アルミパネル 720Øcm
太陽電池によるソーラーシステムにより時を刻む大時計。「満天の星」は、北海道の豊かな可能性と理想の追求を象徴しています。
(2003年設置)
●彫刻家・デザイナー 滝川出身

では札幌市民にはどのような存在なのでしょう? 投稿したしょーこさんに尋ねると、「『星の大時計』という名称は知らない方もいるかもしれませんが、札幌市民で特に大人であれば100%認識されていると思います」と力強い回答が。

さらに「札幌駅は札幌の玄関口。そこで誰もが目にする星の大時計を見ることで、当時の良い思い出につながり、さらにその『同じ時計』を手にすると胸熱になるのではないでしょうか」と札幌市民が抱く時計に対する想いについて、同じ市民目線から気持ちを明かしてくれました。

札幌を訪れる機会があれば、本体と合わせて見てみたいですね。