東栄住宅は、「新世代の理想の暮らし方に関する意識調査」を10月12日に発表した。同調査は2023年8月に、全国の20代〜30代男女516人を対象にインターネットで行われた。
はじめに、理想の暮らしについて聞いたところ、「家族と長く一緒にいられる」(52.7%)が最も多く、半数を占める結果に。次いで、「趣味に没頭できる」(43.6%)、「仕事と趣味のオンオフをつけられる」(41.5%)と続いた。新世代は、趣味を楽しむことが、理想の暮らしの1つであることが明らかになった。
「実現できたら最も幸せに感じること」については、1位が「資産が増えること」(30.6%)だった。次いで「子どもができること」(13.4%)、「趣味を充実させること」(12.4%)と続いた。「資産」や「子ども」に加え、「自分の楽しさ」や「やりがい」を重視する傾向がみえたという。
続いて、「『所有欲と体験欲』が高いと思うか」を聞いたところ、「所有欲が高い」(49.2%)、「体験欲が高い」(47.6%)という結果になり、新世代は所有欲がわずかに高いことが判明。また、約3割の人が、「どちらとも言えない」という選択肢を選んでおり、体験と所有することの両方を望む割合も高いことが分かった。