アジュマは、「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)に関するアンケート」調査結果を10月12日に発表した。同調査は2023年9月22日~23日の期間、全国の40〜59歳の女性1,000人を対象にインターネットを用いて行われた。
はじめに、「デリケートゾーンに不調を感じたことがある」と回答した更年期世代の女性666人を対象に、不調を感じた際の行動を質問。最多回答は「我慢した・諦めている」(56.0%)という結果になった。
続いて、1,000人を対象にGSM(閉経関連泌尿生殖器機症候群)を知っているかを調査。なお、GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)とは、女性ホルモンの影響によって起こる、腟の乾燥感、痛み、尿もれ、頻尿、性交痛など、更年期女性のデリケートゾーンの不具合を指す。
すると、18.1%が「知っている」(知っている:5.3%、どちらかというと知っている:12.8%)と回答。一方で81.9%が「知らない」(知らない:68.3%、どちらかというと知らない:13.6%)という結果になった。
「GSMが自身の性生活に影響を与えていると思う」と回答した157人を対象に、具体的にどのような影響を与えているのかを質問。最多は「性欲が低下した」(38.2%)、次いで「肉体的な変化」(32.5%)、「セックスレス」(31.2%)、「性交痛」(30.6%)と続いた。
「GSMにより性交痛の影響があった」と回答した48人を対象に、性交痛に対してどのように対処しているか尋ねたところ、最多回答は「セックスをしない」(52.1%)、次に「がまんしている」(45.8%)、「市販のジェルなどを使っている」(20.8%)と続いた。