三井不動産はこのほど、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が今年から新たに採用したESG指数である「Morningstar日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)」に、最高位評価となる「グループ1」で格付けされたことを発表した。
Morningstar日本株式ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)は、「ジェンダー・ダイバーシティ・ポリシーが企業文化として浸透している企業」および「ジェンダーに関係なく従業員に対し平等な機会を約束している企業」に重点をおいた投資が可能になるよう設計されている。
この指数は、ジェンダー平等に関するデータや調査・分析のプロバイダーであるEquileap社のジェンダー・イクオリティ・スコアをもとに、役員および従業員の男女均衡度、賃金の平等性、ワークライフバランス、ジェンダー平等を促進する企業ポリシーなどの観点から、対象となる930社がスコアに基づき5つのグループに区分されている。
同社は5段階の中で最高位の「グループ1」に格付けされた。これにより、同社はGPIFが採用する日本株を対象とした6つのESG指数全ての構成銘柄に選定されたことになる。