ハー・ストーリィは10月11日、「シニア女性の今についての意識調査」の結果を発表した。調査は8月31日〜9月11日、65歳以上の女性69人、および65歳以上の親を持つ女性420人を対象にインターネットで行われた。
まず、シニア女性に「終活をする意向はありますか?」と質問したところ、63.8%が「はい」と回答するも、約4割のシニア女性が「わからない」(31.9%)あるいは「いいえ」(4.3%)と回答。終活の必要性や重要性を理解していなかったり、終活の具体的な内容や方法がわからなかったりと、終活に踏み切れない人が多いよう。
「終活」を行おうと思う理由については、「家族に迷惑をかけたくないから」(72.7%)が最も多く、次いで「自分の人生の終わり方は自分で決めたいから」(52.3%)、「自分の人生の棚卸し、整理をしたいから」(50.0%)が上位に。
また、「自身の老いを受け止められますか?」と尋ねたところ、60.9%が「受け止められる」と回答したが、老化を「受け入れられない」(14.5%)人も一定数存在することがわかった。
次に、65歳以上の親を持つ女性に対し、「親と一緒に取り組んでおかないと困るもの」を教えてもらったところ、「財産の管理」(59.1%)、「家の中の親の荷物整理」(43.3%)、「携帯電話など、加入サービスの情報整理やまとめ」(39.4%)が上位に。
一方、一緒に取り組んでいるものを聞くと、7割以上が「特にない」(71.2%)と回答。実際に取り組んでいる内容としては、「家の中の親の荷物生理」(18.7%)が最も多く、次いで「財産の整理」(8.5%)、「携帯電話など、加入サービスの情報整理やまとめ」(7.8%)と続いた。